脳卒中とリハビリテーション その27 実例でみる歩行機能の回復 軽度麻痺の場合 | 大阪の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院

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脳卒中とリハビリテーション その27 実例でみる歩行機能の回復 軽度麻痺の場合

2016/07/29

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。
 
前回は、「促通手技」についてお話ししました。
今回は「実例にで見る歩行機能の回復」の中でもある医療機関の軽度麻痺の患者さんの例についてお話ししていきます。
 
さて、今回取り上げる患者さんは50歳代の右利き男性で、左大脳半球の一次運動野からの錐体路が走行している放射冠というところに脳梗塞を起こして右片麻痺が生じました。発症後53日目にfNIRS装置を用いてこの患者さんのトレッドミル上での歩行訓練時の脳活動を調べました。
セラピストの機械的な麻痺足の補助下での歩行では、病変のある左大脳半球の一次運動野の活動が右に比べて低下しています。
つぎに麻痺した下肢の振り出しを助けるべく、促通手技による歩行訓練をおこなったところ、一次運動野付近の活動がより対称的になり、それより前にある補足運動野や運動前野の活動も増加しました。この所見は、脳卒中の患者さんが麻痺手を動かしたときの脳活動と類似していることがわかります。
 
それでは促通手技を用いることで誘発できたこのような脳活動が、機能回復に役立っているのでしょうか?
そこでこの患者さんが約2ヶ月の入院リハビリテーションを受け、自力での屋内歩行が可能になった発症後118日目に、介助なしで歩行しているときの脳活動を再評価しました。すると興味深いことにその時の歩行でみられた脳活動は53日目に促通手技でみられたものと似通っていることがわかったのです。
 
つまり、一次運動野の活動は左右対称となり、補足運動野や運動前野の活動もみられました。補足運動野や運動前野より前の、前頭前野とよばれる領域の活動は発症53日目の時点では大きかったのですが、歩行機能が改善した時点では活動が減少していました。前頭前野は注意の集中や新しいことに遭遇したときに活動することがわかっているので、歩行機能が改善した時点では以前ほど注意を集中しなくても運動が可能になったことを反映しているのかもしれません。

今回はここまでです。次回は「実例にで見る歩行機能の回復」に中でも重度麻痺の患者さんの例についてお話ししていきます。
 
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院長 冨田 祥史(山元式新頭針療法 YNSA学会 評議員)
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