不妊と栄養 その11「体調不良タイプ」 | 大阪の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院

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不妊と栄養 その11「体調不良タイプ」

2017/03/27

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院です。

前回は「低栄養タイプの対策」というテーマでお話しました。

今回は「体調不良タイプ」についてお話します。

 

さて、手足の冷え、頭痛、肩こり、疲れやすいなどの体調不良(不定愁訴)は、西洋医学の分野では、その症状が何からきているのかはっきりしていません。不定愁訴には、「疲れやすい」といった体全体におよぶ症状があるかと思えば、「頭痛と腹痛」「食欲不振と冷え」といったいくつかの症状がみられたり、日によって痛みや不快感に波があったりと、症状が一定しません。検査をしても原因がはっきりしないため、治療しにくいのが特徴です。

 

しかし、栄養セラピーでは、女性を悩ますこれらの症状の大きな原因は、鉄欠乏にあると考えています。

鉄は、体内で酸素を運ぶ役割を担っています。だから、鉄が欠乏すると酸素の供給が不十分になり、いわゆる酸欠となって、疲れやすくなったり、めまいや立ちくらみがするようになるのです。また、筋肉へも酸素が運ばれなくなるので、細胞の代謝が滞り、熱も生まれにくくなることから、体が冷えやすくなります。血流も滞ることから、腰痛や肩こりにもつながります。

 

鉄は、子宮の粘膜をつくる材料になります。赤ちゃんにとって居心地のよい環境をつくるために、鉄はたんぱく質と同じくらい必要不可欠なものなのです。

しかし、女性は男性に比べて、鉄が常に不足しています。それは月経による出血が定期的にあるからです。鉄は汗や尿、便にも排出されるうえ、吸収しにくく、欠乏しやすいミネラルですから、不定愁訴を感じている人はとくに食材を選んで鉄の補給に励みましょう。

 

今回はここまでです。次回は「体調不良タイプの対策」についてお話していきます。

 

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院長 冨田 祥史(山元式新頭針療法 YNSA学会 評議員)

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