脳卒中とリハビリテーション その19 リハビリで何がよくなるのかー肉体的問題以外の問題 | 大阪の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院

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脳卒中とリハビリテーション その19 リハビリで何がよくなるのかー肉体的問題以外の問題

2016/07/02

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。
 
前回は、「リハビリで何がよくなるか」の中でも肉体的問題についてお話ししました。
今回は「リハビリで何がよくなるか」の中でも肉体的問題以外の問題について主にお話ししていきます。
 
さて、前回お話した肉体的問題以外にも、患者さんの注意力や意欲などが日常生活動作の障害の原因になっていることがあります。
とくに右の大脳に比較的大きな病変がある場合、左側への注意がいかない状態が生じることがあります。これは半側空間無視とよばれ、患者さんには左側にあるものに気づかす車椅子をぶつけながら進む、食事をしていても左半分にあるものに気づかず手をつけないなどの症状が出て、立ち上がるときもうまく左側に体重がかけられず転倒する危険が大きくなります。
 
このような症状は脳卒中の発症後数ヶ月で次第によくなってくる場合も多く、またリハビリテーション場面でも注意を左側に注ぐ練習をすることで、肉体の麻痺に大きな変わりがなくても、移乗動作が改善する可能性があります。
さらに高齢者に起こった脳卒中でよく見られる問題は、運動能力としてはある程度保たれていても意欲がなく、日常生活動作がうまくおこなえないことです。この意欲を向上させるというのはなかなかに難しい問題ではありますが、基本的に特定の動作をすることで、何らかの報酬が得られるということがポイントだろうと考えられます。

しんどいこと、いやなことは誰しもしないものです。セラピストや看護師だけでなく家族や友人も患者さんが新しくできたことに対して、それが小さなことでもほめること、肯定することを心がける必要があります。また脳卒中の患者さんの三割以上にみられるといわれるうつ状態を見逃さず治療することも意欲を高めるうえでは大切なことです。

このように脳卒中のリハビリテーションの過程は、機能障害(たとえば、麻痺そのもの)の治療、具体的な日常生活動作(移動、トイレ、更衣、食事、歯磨きなど)の訓練、麻痺のない側の筋力低下や麻痺側の関節の動きの制限など二次的な問題の治療、補装具の適用、注意力。意欲のてかや脳卒中後のうつ状態に対する介入、家族など介護者の訓練、住宅改造などの住環境を整えること、経済面では、利用可能な制度の紹介、介護保険で提供されるさまざまなサービスの導入など多岐にわたります。
 
これらを個々の患者さんの障害の状況、生活環境、家族の支援態勢などから考慮し、最適な組み合わせを提供して社会復帰をめざします。どの側面も欠くことができない役割を担っていることをここでは強調しておきましょう。
 
今回はここまでです。次回は「なぜ機能回復が起こるのか」についてお話ししていきます。
 
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院長 冨田 祥史(山元式新頭針療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
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