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脳出血⑧【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢方鍼灸院へ】

2019/02/28

数十年前まで、脳卒中になったらその場から動かすな!が常識でした。

でも現在は違います。

いち早く病院に運び、脳卒中専門のチームが診療することで、死亡率を低下させたり、退院後の生活動作をよくしたりすることが可能だと分かっているからです。

たとえ軽い症状でも、時間がたつほどに症状が重くなることがありますので、早く病院にたどり着くようにしましょう。

病院に着いて、脳出血の診断がついたら即、入院し、治療開始です。

脳出血は、破れた血管から脳の中にあふれ出す血液が止まらなければ、麻痺が強くなったり、呼吸が不安定になったり、意識が低下してしまいます。

また、出血の周りの脳は、炎症を起こして腫れてきます。

この脳の腫れによっても症状が悪くなってしまいます。

最初の数日間の治療がとても大切です。

入院中は、ベッドで安静にし、高血圧の治療が行われます。

血管から脳へあふれ出る血液を少なくするためには、血圧を下げた方がよいと考えられていますが、どのくらいまで下げればよいかは、まだはっきり分かっていません。

最近は、収縮期血圧(血圧の上の数値)を140mmHg程度まで薬で下げることが多いようです。

ただし、個々の患者さんの状況によって、この目標値は変わります。

そのほか、脳の腫れが起きてきた場合は脳の腫れをとる薬を使用したり、呼吸の状態が悪い場合は人工呼吸器を使用したりします。

また脳出血のストレスによる胃潰瘍や、肺炎などの感染症の治療、さらに安静にしている間に足の静脈にできる血の塊を予防する治療などを行います。

最近は、抗血栓薬を服用している脳出血患者が多く、この場合原則として抗血栓薬はいったん中止します。

一部の抗血栓薬に対しては、その効果を急速に弱くする中和薬があり、それを投与する場合があります。

このように、脳卒中専門のチームは、頭だけではなく全身の治療を注意深く行うわけですが、それでも症状が悪くなってしまうときは、手術が必要になる場合があります。

頭の骨を開けて、血の塊を取り除いたり、脳の中にたまった水を外に出して脳の圧迫を減らしたりする手術です。

手術によって退院後の生活動作がよくなることを期待できる方もいますが、残念ながら脳出血の症状を手術でなくしてしまうことはできません。

血管からあふれ出た血液による圧迫で破壊された脳の傷は、血液を取り除いても残ってしまうからです。

出血の場所によって手術が難しい方もいます。

いずれにせよ、脳卒中専門のチームがよく考え、患者さんやご家族と相談して手術をするかどうか判断をします。

 

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