NHK 東洋医学 ホントのチカラ② | 大阪の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院

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NHK 東洋医学 ホントのチカラ②

2020/02/18

冷え性のタイプとは?

 

北里大学東洋医学総合研究所客員教授の伊藤剛さんは、長年の冷え症研究の成果から、冷え症のタイプは主に4つに別れるといいます。
腰から下が冷える「下半身型」。手足足先が冷える「四肢末端型」。お腹が冷える「内臓型」。そして、全身が冷える「全身型」です。

 

 

冷え症のタイプ
 

※上記の他、各タイプの症状が組み合わさった混合型があります。

★下半身型:主に、腰から下の下半身が冷える。お尻やふくらはぎの筋肉のコリによる血行不良が原因。いわゆる「冷えのぼせ」の症状を起こすことも。加齢とともに起こりやすい。
★四肢末端型:食事の量が少ない、運動不足などの生活習慣によって交感神経が過剰に働き、手先足先の血管が収縮して起こる。10~20代の女性に多い。
★内臓型:主に交感神経の働きが弱いことが原因で起こる。手足は温かいが、下腹部や二の腕に冷えを感じたりする。お腹を下したりする症状を伴う。
★全身型:ストレスや生活習慣の悪化によって、基礎代謝の低下が原因となって起こる。ただし、甲状腺の病気などが潜んでいる可能性もあるので、医療機関で検査が必要。

 

セルフチェック!冷え性のタイプ

冷え症のタイプは、以下の質問に答えると自分でもチェックできます。各問のABCから1つ選んで、一番多いものがあなたのタイプになります。
ただし、問1は重要な質問なので、ポイント2倍としてカウントしてください。
セルフチェック!冷え症のタイプ
セルフチェック!冷え症のタイプ
セルフチェック!冷え症のタイプ
セルフチェック!冷え症のタイプ
セルフチェック!冷え症のタイプ
セルフチェック!冷え症のタイプ

※ポイントが同数の場合は、混合型の可能性があります。

 

タイプ別冷え性改善法

「下半身型」冷え症をはじめ、その症状は「体のコリ」による血行不良などと、深く関係しているといいます。
そこで、ツボへのセルフケアが効果的なタイプ(下半身型・四肢末端型・内臓型)をご紹介します。

 

下半身型冷え性対策

★お尻周りのツボのケア
お尻の筋肉、梨状筋周辺のツボ押しで下半身の血行促進と冷えの改善を狙います。

お尻周りのツボのケア
お尻周りのツボのケア
お尻周りのツボのケア
お尻周りのツボのケア

●臀中(でんちゅう)
位置:お尻の真ん中あたりの筋肉(梨状筋)のシコリ

●胞肓(ほうこう)
位置:臀中より上の方のシコリがある場所

●環跳(かんちょう)
位置:臀中よりななめ下のシコリがある場所

ソフトボールを使い、ベッドとツボの間にボールを入れて、体を斜め45度に傾けて押します。

押し方:体を傾けて体重を使って押す。1回30秒ほどに留める。
※回数は、1日1~2回ほど。決して押しすぎないでください。

 

★ふくらはぎのツボのケア
ふくらはぎの筋肉のツボを刺激して、足の血行促進と冷えの改善を狙います。

ふくらはぎのツボのケア

●築賓(ちくひん)
位置:内くるぶしとヒザの折れ曲がる場所の下から2/5の場所。

押し方:(1)指で3秒~5秒押す。(2)手を離し、同じ時間休む。(3)5回ほど繰り返す。
※回数は、1日1~2セットほど。決して押し過ぎないでください。

 

四肢末端型冷え性対策

★足先のツボのケア
足のツボのケアで、血行促進と冷えの改善を狙います。足の血行が良くなると、手先の冷えも改善するといいます。

足先のツボのケア
足先のツボのケア

●八風(はちふう)
位置:左右の足の指の付け根

ストレッチして刺激します。イスに座り、足の甲を持って、手のひらで足の甲を持つようにして伸ばします。
  
押し方:(1)3秒~5秒伸ばす。(2)手を離し、同じ時間休む。(3)5回ほど繰り返す。
※回数は、1日1~2セットほど。決して伸ばし過ぎないでください。

足先のツボのケア

●太衝(たいしょう)
位置:左右の足の親指と人差し指の付け根
 
押し方:(1)指で3秒~5秒押す。(2)手を離し、同じ時間休む。(3)5回ほど繰り返す。
※回数は、1日1~2セットほど。決して押し過ぎないでください。

足先のツボのケア

●湧泉(ゆうせん)
位置:足の指を内側に曲げたときにできるくぼみの中央
 
押し方:(1)指で3秒~5秒押す。(2)手を離し、同じ時間休む。(3)5回ほど繰り返す。
※イスに座り、ゴルフボールを使って踏むようにツボを刺激する方法もあります。
※回数は、1日1~2セットほど。決して押し過ぎないでください。

 

内蔵型冷え性対策

★お腹のツボのケア
このツボは、古くから「妊活のツボ」とされ、お灸が行われてきました。ツボの真下には、直腸などの血流を調節する神経があります。
ツボを携帯カイロなどで温め、内臓に関係する自律神経バランスの改善を狙います。

お腹のツボのケア
お腹のツボのケア

●中条流子孕(ちゅうじょうりゅうこばら)みの灸点
位置:おへそを頂点とした正三角形の角
※1辺の長さは、唇の端から端までの長さです。

ツボの温め方:携帯カイロを直接貼るとやけどの恐れがあるので、服の上から貼るか、カイロ専用のベルトを使ってください。

★足のツボのケア
自律神経の調節に関わるツボを押して、自律神経バランスの調節を狙います。

足のツボのケア

●三陰交(さんいんこう)
位置:内くるぶしから指4本分にあるくぼみ
 
押し方:(1)指で3秒~5秒押す。(2)手を離し、同じ時間休む。(3)5回ほど繰り返す。
※回数は、1日1~2セットほど。決して押し過ぎないでください。

 

★腰まわりのツボケア
内臓への神経連絡がある腰のツボを刺激して、自律神経バランスの調整を狙います。

腰まわりのツボケア
腰まわりのツボケア
腰まわりのツボケア

●次髎(じりょう)
位置:仙骨から指幅2本分のあたりのシコリ
●下髎(げりょう)
位置:次髎から下にあるシコリ
  
ソフトボールを使い、ベッドとツボの間にボールを入れて、体を斜め45度に傾けて押します。

 押し方:体を傾けて体重を使って押す。1回30秒ほどに留める。
※回数は、1日1~2回ほど。決して押しすぎないでください。

 

ぜひ、参考にしてみてください(*^^*)

 

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