ぎっくり腰の治療
ぎっくり腰とは
不自然な姿勢や急な動作などにより生じた腰痛で、正式には急性腰痛症と呼ばれます。いつ痛めたのか、いつから痛いのかが明確なのが特徴とされています。
重い荷物を持ち上げた時や、それ以外にも、ゴミを拾おうとして前屈みになる、くしゃみをする、階段を上がるなど、ちょっとした動作で発症することもあります。
主な原因には、長時間の立ち仕事や中腰などの不自然な体勢、姿勢の悪さ、疲労、運動不足、冷え、肥満、体のかたさ、古傷、ストレスなどがあげられます。中でも、筋肉疲労や背骨のゆがみが蓄積することで起こりやいとされています。
そこに、前述のような動作が引き金となって発症する場合が大半ですが、中には、もともと腰の病気があり、特に無理な動作をしたわけではないのに急に発症する場合もあります。
ぎっくり腰の原因
原因をはっきり特定することはできませんが、ぎっくり腰の場合は、ほとんどが椎間関節の亜脱臼(ねん挫)によるものと考えられています。
腰椎椎間関節とは5つの腰椎をつなげる関節で、前屈の時に広がり、後屈の時に狭まります。この関節が外れかけた状態が、亜脱臼(ねん挫)です。ねん挫により周辺組織が炎症を起こすことで、強い痛みが生じます。動くと痛みが増し、少し前屈したり横向きに寝ると、やや緩和する傾向にあります。
ぎっくり腰の治療法
<コルセットなどで腰を固定>
腰痛ベルトやコルセットの役割は、腰周りの筋肉や脊椎の働きを助け、痛みが出ない姿勢を保つなど、腰痛の緩和やサポートに使われるもので、腰痛を治すものではありません。ただし、腰だけでなく骨盤も圧迫するので、仙腸関節の引き締めや、脊椎のゆがみを抑える効果もあります。
<消炎鎮痛薬の内服や外用>
治療薬としては、痛みを緩和させる鎮痛剤が主となります。
<神経ブロック注射>
神経ブロック注射では、障害を起こしている部分に直に局所麻酔薬を注入し、神経を遮断することで、まず痛み自体をやわらげます。炎症による痛みが強い場合は、局所麻酔薬と一緒に炎症を抑えるステロイド剤も注入することで、症状を軽減させることもあります。
よくある質問
Q.明日仕事に行きたいのですが、施術を受けると動けるようになりますか?
A.痛みや動きの改善は症状の強さや個人差がありますが、来院された時より改善される方が多いです。また、当院の施術によって、回復までの時間が確実に短くなります。
Q.ぎっくり腰のときはお風呂に入ってもいいですか?
A.痛みがある部位に熱感があり、炎症状態の場合には湯船での入浴はお勧めしません。シャワー程度にしてください。
Q.ぎっくり腰はくせになりますか?
A.同じ日常動作を続けていると再びぎっくり腰になる場合があります。日頃からの身体の使い方を改善していくことも重要です。当院では鍼灸治療だけではなく、生活の上で注意して頂く動きなども指導することで再度ぎっくり腰になるリスクを軽減させます。
Q.コルセットは巻き続けてもいいですか?
A.痛みがある時に、コルセットで固定をすると痛みが軽減する場合には巻いてください。痛みがなくなれば徐々にはずしていきましょう。
当院のぎっくり腰に対する治療方針およびアプローチ
当院ではぎっくり腰に対して、山元式新頭鍼療法YNSA®を中心とした鍼灸治療でアプローチします。意外に思われるかもしてませんが、ギックリ腰は腰には問題がないことが多く、当院では腰だけではなく、全身の調整をすることでギックリ腰の治療に成功しています。
また腰部の急性炎症は揉むことで余計に悪化することが多いので腰は触らないことが多いです
予約の変更・キャンセルについて
予約の変更やキャンセルにつきましては、メールもしくはFAX、お電話で緊急時を除いて前日までにお願いします。
当院は完全予約制の施術院ですので1日に拝見できる人数に限りがあります。
予約は先着順にお時間を決めさせていただいておりますので、後からのお問い合わせのかたの中にはご希望の日時をお取りできずキャンセル待ちをなさる方も多数おられます。
より多くの困っている方々に治療を受けて頂くために上記のキャンセルポリシーを守って頂ける方のみご予約お願いいたします。
なお、初診予約当日のキャンセルに関しては施術料の100%のキャンセル料を申し受けております。
初回予約の当日キャンセルのみ仕事や体調不良等の理由でキャンセルされる場合もキャンセル料の対象とさせて頂く場合もあります。
予めご了承ください。また、無断キャンセルの場合は次回の予約はお断りさせていただく場合があります。
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