不妊と栄養 その23「ママになるために必要な栄養素ービタミンE」
2017/08/17
こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院です。
前回は「ママになるために必要な栄養素ービタミンB群」というテーマでお話しました。
今回は「ママになるために必要な栄養素ービタミンE」というテーマでお話していきます。
さて、「妊娠ビタミン」とも呼ばれるビタミンEは排卵の促進、卵巣重量の増加などが期待でき、妊娠しやすい体をつくるためには欠かせない栄養素です。また、ビタミンEには、自律神経に働きかけてホルモンバランスを調整してくれる働きがありますから、生理痛や月経不順に悩む人におすすめの栄養素です。
さらに血行促進作用もあるため、女性に起こりがちな冷えやむくみなども解消し、妊娠しやすい体をつくるお手伝いをしてくれます。また、妊娠時には胎盤の血流を促進し、赤ちゃんに酸素や栄養が十分届くようには働きます。出産時には、赤ちゃんが産道を通るあいだの酸欠を予防する働きもあります。出産後は、ホルモン調節作用と乳腺の血流促進で、母乳の出をよくする効果も期待できます。
このようにビタミンEは、妊娠前から出産後までママと赤ちゃんをサポートしてくれる重要な栄養素なのです。
さらに注目すべきは、ビタミンEの強い抗酸化作用。女性ホルモンの材料となるコレステロールの酸化も、もちろん防いでくれます。
そんなビタミンEを体内で有効に使うために、Eと一緒にとってほしいのがビタミンCです。普通なら、活性酸素の除去に働いたビタミンEはその後効力を失いますが、ビタミンCがあると再び抗酸化力を取り戻すことができます。ビタミンCも意識してとりましょう。
今回はここまでです。次回は「ママになるために必要な栄養素ービタミンA」というテーマでお話していきます。
「妊娠率」61.7% アンチエイジング不妊鍼灸の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭針療法 YNSA学会 評議員)
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