不妊と栄養 その30「栄養セラピーで改善できるケースとできないケース」
2017/09/11
こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院です。
前回は「栄養セラピーと卵子のアンチエイジング」というテーマでお話しました。
今回は「栄養セラピーで改善できるケースとできないケース」というテーマでお話していきます。
さて、重症な卵管狭窄や卵管閉塞であったり、子宮奇形などの器質的な問題を抱えた不妊症には、栄養セラピーが直接妊娠に結びつかないこともあります。子宮のポリープや筋腫、子宮内膜症も症状や治療の進み具合によっては、妊娠までに時間がかかる場合や妊娠が望めないこともあるでしょう。出産年齢が上がっているということは、子宮がんのリスクの増加も視野に入れる必要があります。
一方で、卵巣機能不全やPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)、黄体機能不全といった排卵・卵巣因子の不妊の場合は、栄養不足や食事のとり方に起因することがあるため、栄養セラピーの効果を多いに期待できます。もちろん、検査をしても何の異常も見られないのになかなか妊娠しない人や、原因不明のまま妊娠にいたらない人なども、栄養セラピーで体調が改善することで妊娠の確立を高めることができるでしょう。
今回で不妊と栄養についてのお話はいったん、終了とさせていただきます。いままでお読みいただきありがとうございました。
「妊娠率」61.7% アンチエイジング不妊鍼灸の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭針療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
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