関節リウマチ③
2018/07/30
早期症状:関節リウマチの症状は、病気が進行してしまえば、誰がみても「リウマチ」だと言えるようになりますが、そのはじまりははっきりしません。
初期症状としては、なんとなく体が重く、微熱(37℃台の熱)があったり、食欲がなかったり、貧血ぎみであったりします。
さらに、境界のはっきりしない痛みやこわばりとともに知らないうちに発病していることが多く、次第に関節の腫れ、痛み、熱感といった関節炎の症状が出現してきます。
また、数は多くありませんが、急にたくさんの関節が腫れて痛くなり発病するものもあります。
関節症状:関節リウマチの症状は、朝のこわばりと関節を動かす時の痛み、圧痛(押さえると痛い)、関節の腫れが主なものです。
この際、注意すべきことは、関節炎(関節の腫れ)は、一ケ所のみでなく多くの関節を侵し、左右対称性に侵されることが多いことです(必ずしも同時期に左右の関節が腫れるわけではなく、右の関節の腫れと痛みが起こった後に左も腫れるというような具合で対称性に起こります)
侵された関節は、腫れて、熱があったり、水が溜まったりします。
症状が進むと軟骨や骨を破壊し、関節が変形したり、骨と骨がくっついて動かなくなったりします(骨強直)
ある種の変形は、リウマチに特徴的で色々な名前がついており、すぐに診断に結びつきます。
全身症状:貧血症状がでたり、体がだるくなったり、微熱がでることもあり、疲れやすさ、脱力感、体重減少、食欲低下がみられます。
症状は天候に左右されることが多く、暖く晴れた天気が続くときは軽く、天気が崩れ出す前や雨の日、寒い日には痛みが強くなります。夏でもエアコン冷房の風が直接関節部にあたることなどで関節痛が強くなります。
次回はリウマチの検査についてお話します。
大阪で関節リウマチなら西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
電話:06-6659-0207 FAX:06-6659-5858
557-0014 大阪府大阪市西成区天下茶屋
mailto:mail@ynsa-japan.com
ご予約・お問い合わせ
必ずあなたのお悩みの症状を最短期間で改善することをお約束いたします。