関節リウマチ⑤ | 大阪の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院

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関節リウマチ⑤

2018/08/03

関節リウマチの診断基準

 

アメリカリウマチ学会(ARA、現在はACRと略す)の分類基準(1987年改訂)が、現在、関節リウマチの診断法として世界で一般的に使われています。
しかし、アメリカリウマチ学会の分類基準では、6週間未満でこれに基づく確定診断は不可能であるので、早期に診断するために、現在日本では、発症1年以内 の早期関節リウマチの診断を目的に作成された、日本リウマチ学会の早期診断基準(1994年)を使用し診断をしています。

 

①1時間以上持続する朝のこわばりが、6週間以上あること

②3関節以上の腫れが、6週間以上あること

③手関節または中手指節関節・近位指節間関節の腫れが6週間以上あること

④左右同じ関節に腫れがある(対称性関節腫脹)

⑤皮下にリウマトイド結節がある

⑥リウマトイド因子(リウマチ因子)陽性

⑦X線レントゲン検査にて、関節リウマチに特有の骨びらんが見られる

以上7項目のうち4項目以上を満たせば関節リウマチと診断

 

 

 早期リウマチの診断基準

 

①3つ以上の関節で、指で押さえたり動かしたりすると痛みを感じる

②2つ以上の関節で、炎症による腫れがみられる

③朝のこわばりがある

④皮下結節(リウマトイド結節)が肘や膝にみられる

⑤血液検査で赤沈20mm以上の高値、またはCRP陽性

⑥血液検査でリウマトイド因子が陽性

以上6項目中、3項目以上を満たすとき、関節リウマチと診断

 

また、倦怠感や微熱、食欲不振、体重減少といった関節以外の全身症状も初期のリウマチにはよくある症状です。

関節リウマチは、できるだけ早い時期に治療を始めることが望ましい病気ではあるのですが、よく似た症状がある他の病気との区別が難しいため、何度も検査をし、患者さんの自覚症状をきちんとお聞きした上で、いくつかの診断基準と照らし合わせて、一つの基準にとらわれず、総合的に診断して行きます。

 

MRIを取り入れたリウマチ早期診断予測基準

 

①自己抗体陽性:抗CCP抗体あるいはIgM-RF・・2点

②MRI画像所見:対称性手・指滑膜炎・・・・1点

③MRI画像所見:骨変化(骨髄浮腫あるいは骨侵食)・・2点 

上記3項目の合計点数が3点以上であれば、早期関節リウマチと診断

 

 

次回は治療法についてお話していきます。

 

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