くも膜下出血②【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢方鍼灸院へ】
2019/06/08
典型的には (1)突然起こる、(2)バットで殴られたような激しい頭痛で、今まで経験したことがないような強烈な痛みが起こります。
大部分が吐き気や嘔吐を伴い、意識が朦朧(もうろう)とする、意識を失うといった症状を起こすこともあります。
特に (1) の突然起こる、というのは重要で、患者さんは「何時何分何秒に」とか「○○をしようとした時に」など、その瞬間を自覚されていることが多いです。
出血の程度にもよりますが、約30%の人が初回破裂で死亡するといわれています。
一方くも膜下出血の発症前に、警告症状として、突然の頭痛を何回か経験する場合があります。
ズキズキする頭痛で吐き気を伴うことが多く、1~2日持続し、本人にとっては非日常的な頭痛であっても、最終的には見逃される場合があります。
これは動脈瘤からの微小な出血による頭痛と考えられており、危険なサインです。
また、まれですが、くも膜下出血の出血量が少ない場合、軽い頭痛のみで上記のような典型的な症状がなく、”風邪”と思い込んで様子をみてしまう方もいます。
脳動脈瘤で解説されているような脳神経症状があるかどうかも、重要な診断ポイントです。
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