認知症⑧【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢方鍼灸院へ】
2019/08/13
認知症症状を示してはいるものの、本当の認知症ではないという病気も知られています。
この一見認知症にみえる状態を、仮性認知症と呼んでいます。
仮性認知症を示す代表的な疾患として、うつ病があります。
うつ病は本来、感情の障害で知能の障害はありません。
気分が沈み何事にも興味を失い、食欲低下と不眠にさいなまれます。
若年者の場合はうつ病とわかりますが、高齢者では何もしない、できない状態が認知症と紛らわしくなります。
時には妄想を言うこともありますから、認知症と見誤られるのです。
放置すると自殺したり、慢性化で寝たきりに移行してしまいます。
早めの診断と治療が大切です。
この他に認知症と紛らわしい状態に「せん妄」という病態があります。
これは重い病気や骨折などの外傷、強いストレスが引き金になって一時的に意識が曇り、記憶障害や見当識障害が起こった状態です。
幻覚や妄想が出て、行動がおかしくなります。
見た目には認知症と同じ症状を示しますが、認知症の起こりかたが急激で、一両日のうちに一気に重い状態になり、体の病気やストレスが軽快すると消失します。
正常だった高齢者が、入院や病気をきっかけに急に悪化するのが特徴ですから、注意が必要です。
大阪で認知症なら西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
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