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顔面神経麻痺③【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢方鍼灸院へ】

2020/04/25

顔面神経麻痺の発症の仕方から、ある程度、顔面神経麻痺の原因は診断可能です。
顔面神経麻痺の原因が特定できますと、治療方法が決まりますので、この顔面神経麻痺の原因特定が大変重要となります。
顔面神経麻痺の発症の仕方には、大きく分けて3つあります。

これに生まれつきの顔面神経麻痺を加えると4つになります。

 

(1)急に麻痺が生じる場合

「朝起きたら顔が動かない」、「気がついたら顔がまがってきた」、ということで大変心配される麻痺の生じ方です。

その中で最も多いのが、「ベル麻痺」、「ハント症候群」という呼ばれるウイルスが顔面神経管の中の顔面神経に感染して生じる、顔面神経麻痺です。
脳卒中でも急に顔面神経麻痺になることがありますが、多くは呂律が回らなくなったり、頭痛、意識障害、手足の麻痺やしびれなどの症状が合併します。

脳卒中が原因であれば、一刻も早期の治療が必要ですので、救急車で脳神経外科や救急科を受診することをお勧めいたします。

 

(2)外科手術やケガの後に麻痺が生じる場合

聴神経腫瘍や小脳腫瘍などの脳腫瘍摘出のための脳神経外科の手術、真珠腫摘出のための耳鼻咽喉科の手術、耳下腺腫瘍・癌などの摘出のための手術などに伴い顔面神経が損傷された場合には、手術後に顔面神経麻痺が生じます。

また、顔面神経が通っている側頭骨骨折や、顔面の深い傷によって顔面神経が損傷された場合にもケガの後に顔面神経麻痺が生じます。

 

(3)、(4)については、次回お話していきます(*^^*)

 

 

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