顔面神経麻痺⑥【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢方鍼灸院へ】
2020/05/01
顔面神経は主に顔の表情を作る筋肉(表情筋)の運動を支配している神経です。
顔面神経は側頭枝、頬骨枝、頬筋枝、下顎縁枝の4つに分かれており、麻痺すると多彩な症状が現れます。
全部の神経の枝が麻痺する場合と、ある部分だけが麻痺する場合があります。
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A)側頭枝の麻痺
前頭筋の麻痺により前額部のしわの消失、眉毛や上眼瞼が下垂します。 -
眉毛の位置が下がり覆い被さった上眼瞼のために物が見えづらくなります。
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B)頬骨枝の麻痺
瞼輪筋が麻痺することで瞼が閉じなくなるため角膜が乾燥し、角膜炎や角膜潰瘍を引き起こし失明の可能性があります。 -
下眼瞼が緩んで外反するため涙が出ます。
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C)頬筋枝の麻痺
口角や上口唇を引き上げることができなくなるため麻痺側の口唇が下垂して鼻と口の横の溝(鼻唇溝=ほうれい線)が消失します。 -
充分な閉口ができなくなるため食べ物や飲み物が漏れてこぼれる、笑うと左右の顔面が非対称になります。
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D)下顎縁枝の麻痺
口角・下口唇を引き下げることができなくなるため下口唇は健側へ引っ張られて非対称の口唇形態を生じます。 -
その他
病的共同運動:不全麻痺の場合の目が不随意に閉じるなどの表情筋の拘縮、鼻唇溝が深くなる、頬部のひきつれ感があります。
大阪で顔面神経麻痺なら西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
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