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顔面けいれんは、片側顔面けいれんともいいます。顔の半分が自分の意思とは関係なくピクピクと動いてしまう症状で、通常は目の周囲から始まりだんだん口元へと広がります。発症率は40代以上の特に女性に多い症状ですが子どもでも起こることがあります。
最初のうちは疲れなどでまぶたのピクピクする症状と区別するのが困難です。症状が進むと、あごの下の筋肉もけいれんするようになります。頻度としては、最初のうちは緊張したときや疲労が溜まっているときなどだけですが、徐々にけいれんしている時間が長くなっていきます。やがて一日中、ときには寝ていても起こるようになることもあります。
直接の原因は脳の深部で顔面神経に血管が接触し神経が異常興奮することで起こります。高血圧や高脂血症などの症状をお持ちの方は、動脈硬化の進行した血管が顔面神経を圧迫し片側顔面けいれんを発症しやすいことがわかってきました。 疲労、精神的ストレス、睡眠不足などが誘因になるともいわれており、顔面神経の後遺症という説もあります。
病院でのMRIなどの検査で異常がない場合、血管の接触がない場合、もしくは接触があっても良性で問題ない場合や血管があたっていても手術を希望しない方などが鍼の適応といえます。 また、原因が分からなく、ストレス性などと診断されたケースも鍼灸治療の対象となります。
顔面けいれんは直接命に関わるものではありませんが、自分の意思とは関係なく顔面が動きご本人にとってはとても不快であり、人と対面することがストレスになったりします。引きつりが定着してしまうと視界が狭くなって車の運転などで危険な面も出ますし、美容上の問題にもなりますのでご本人が困っている場合には治療をすることをおすすめします。
鍼灸には神経の鎮静作用があります。異常興奮している神経を鎮静し、さらに、顔面けいれんを誘発している疲労やストレス、睡眠不足などの症状を軽減させていきます。
当院ではYNSA®(山元式新頭針療法®)という医師が考案した頭に刺す鍼灸治療をベースにした「脳活性リハビリ鍼灸」治療と、マイクロナノバブルの温熱療法を組み合わせた治療「冨田式HSP温熱療法」で効果の出る施術を行うことが可能です。
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