パーキンソン病②症状について
2021/06/22
パーキンソン病の4大症状
①手足が震える[振戦(しんせん)]
座って何もしていない時や寝ている時に、手足が小刻みに震えます。動いたり、何かしようとするときには、震えが止まることが多いのが特徴です。パーキンソン病の最も代表的な症状です。
② 筋肉がこわばる[筋固縮(きんこしゅく)]
筋肉がこわばり、身体がスムーズに動かなくなります。歯車のように規則的な動きになる場合を歯車現象、こわばりが続く場合を鉛管(えんかん)現象と呼びます。
③動きが鈍くなる[無動、寡動(むどう・かどう)]
素早い動作ができなくなります。動きが小さくなり、歩いているときにもほとんど手を振らなくなります。一度にいくつもの動作をしようとすると、さらに動きが鈍くなります。
④身体のバランスがとりにくくなる[姿勢反射障害(しせいはんしゃしょうがい)]
立っているとき、軽く押されるとバランスを崩してしまいます。バランスを崩すと元に戻しづらくなり、転んでしまうことがあります。これは進行すると出てくる症状です。(重症度分類でヤールⅢ度と呼ばれます。)
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