パーキンソン病の非運動症候とその神経基盤 大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院
2016/02/01
パーキンソン病(PD)の病態を理解の上で、運動症候と並んで重要なのが非運動症候のメカニズムです。筆者らが早期のPD患者において症候のクラスター分析を行った結果、大きく分けて、①認知・嗅覚に関連したもの、②加齢の進行スピードに関連したもの、③抑うつに関連したもの、④運動機能障害の重症度と関連したもの、の4つのドメインが得られました。これら1つひとつのドメインは症候学的に同時にみられることが多いことを意味しますが、この背景として、これらがある共通した病理基盤に起因している可能性が高いことが示唆されます。たとえば、運動機能障害のドメインは黒質ー線条体の障害を背景としていると推定されます。抑うつの責任病巣についてはいまだ確立していませんが、機能画像の結果からは脳幹(青班核など)や間脳(特に視床)などの障害と関連していることが示唆されています。
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