パーキンソン④原因
2022/05/10
大脳の下にある中脳の黒質(こくしつ)という部分で異常なタンパク質(αシヌクレイン)が蓄積されることで神経細胞が減り、そこで作られるドパミンが減少して起こります。
ドパミンとは? 脳からの運動を円滑に行うようにという指令を体に伝える神経伝達物質です。
ドパミンが減少することにより体を円滑に動かす指令がうまく伝わらなくなってしまうために様々な運動障害が生じます。
パーキンソン病は10歳代〜80歳代まで幅広く発症するが、中年以降の発症が多く高齢になるほど発症率および有病率は増加します。40歳以下で発症した場合を若年性パーキンソン病と呼ぶが症状に差はありません。日本におけるパーキンソン病の患者さんは10万人あたり100人〜150人はいるとされ、65歳以上ではさらに増加するといわれています。高齢社会において、脳に関係する病気では、アルツハイマー病に次いで身近な病気といえます。
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