帯状疱疹
- 痛みがひどくて体が動かせない
- 痛くて家事や仕事ができない
- 痛みがひどくて眠れない
- 顔や首の発疹が気になって外出できない
- 腕の発疹が気になり腕を出せない
- 体の発疹が気になり海など肌を露出する場所に行けない
帯状疱疹とは?
帯状疱疹の後に生じる合併症のうちでもっとも頻繁にみられるものです。
皮疹とともに皮膚や神経に影響が現れ、皮疹が治癒した後に遷延する焼けるような痛みが特徴です。
帯状疱疹の症状とは?
水ぶくれを伴う赤い発疹が体の左右どちらか一方に帯状に現れます。 皮膚と神経の両方でウイルスが増殖して炎症が起こっているため、皮膚症状だけでなく強い痛みが生じます。 赤い斑点の現れる数日〜1週間ほど前から皮膚の違和感、ピリピリ感などの神経痛を伴うことがあります。
その後強い痛みを伴うことが多く、身体の片側の神経に沿って帯状にやや盛り上がった赤い斑点が現れます。軽度の発熱やリンパ節の腫れなどがみられることもあります。 続いて赤い斑点上に水ぶくれが現れます。
水ぶくれの大きさは栗粒大〜小豆大で、ウイルスが原因となる水ぶくれの特徴として中央部にくぼみがみられます。 水ぶくれは破れてただれた状態となり、かさぶたへと変わります。 皮膚症状が治った後も、後遺症として帯状疱疹後神経痛が残ることもあります。
合併症
発症部位は?
一般に身体の左右どちらか一方の神経に沿って帯状に現れるのが特徴です。 胸から背中にかけて最も多く見られ、全体の半数以上が上半身に発症します。また顔面、特に眼の周囲も発症しやすい部位です。
発症年齢は?
帯状疱疹の発症率60歳代を中心に50歳代〜70歳代に多くみられる病気ですが、過労やストレスが引き金となり若い人に発症する事も珍しくありません。 通常は生涯に1度しか発症せず、免疫が低下している患者さんを除くと再発することは稀です。
帯状疱疹はなぜ起こるのでしょうか?
帯状疱疹の原因はヘルペスウイルスの一種「水痘、帯状疱疹ウイルス」です。 日本人の成人の9割以上が既にこのウイルスに感染したことがあり、体内にウイルスを持っています。そのため、ほとんどの人が帯状疱疹になる可能性があります。
〜帯状疱疹の発症の簡単な流れ〜
1.水ぼうそう(水痘)
初めて感染(空気感染)した時は水ぼうそうとして発症します。
2.潜伏感染
水ぼうそう(水痘)が治った後もウイルスは長い間体内の神経節に潜んでおり、普段は免疫力によって活動が抑えられています。
3.免疫力低下
加齢、疲労、病後、ストレスなどで免疫力が低下した時に潜んでいたウイルスが再び活動を始めます。
4.帯状疱疹
ウイルスは神経に沿って移動、皮膚に到達し帯状疱疹を発症します。
皮疹とともに皮膚や神経に影響が現れ、皮疹が治癒した後に遷延する焼けるような痛みが特徴です。
帯状疱疹は人にうつるのか?
帯状疱疹の予防法
・子どもの水ぼうそう(水痘)予防のワクチン。
・大人では帯状疱疹を予防するワクチン。接種対象年齢:50歳以上 (予防接種は帯状疱疹を完全に防げるものではありません)
・日頃からの体調管理を心がけ、免疫力を低下させない。
日常生活の注意点
・出来るだけ安静にしましょう 十分な睡眠と栄養をとり、精神的、肉体的な安静を心がけることが回復への近道です。
・患部を冷やさないようにしましょう 患部が冷えると痛みがひどくなります。患部は冷やさずに出来るだけ湯船に浸かりからだを温めて血行を良くしましょう。ただし、使い捨てカイロや温湿布薬はヤケドやかぶれに注意して使いましょう。
・水ぶくれは破らないように気をつけましょう 水ぶくれが破れると細菌による感染が起こりやすくなります。細菌による化膿を防ぐ為にも患部は触らないようにしましょう。
・小さな子供との接触は控えましょう 帯状疱疹が他の人にうつることはありませんが、水ぼうそうにかかったことのない乳幼児には水ぼうそうを発症させる可能性があります。
一般的な治療法
ウイルスを退治する抗ヘルペスウイルス薬やを中心に行われます。 ウイルスの増殖を抑える事により急性期の皮膚症状や痛みなどを和らげ、治るまでの期間を短縮します。さらに合併症や後遺症を抑えることも期待されます。 また必要に応じて消炎鎮痛薬を使用したり、痛みに対して神経ブロックという治療が行われることがあります。 抗ヘルペスウイルス薬の飲み薬は効果が現れるまで約2日ほどかかります。 抗ヘルペスウイルス薬は発病早期に服用を開始するほど治療効果が期待できます。
当院の治療法
帯状疱疹は免疫力の低下により発症するといわれています。 近年コロナや、仕事、日常生活等で強いストレスを感じ疲れやすい、ストレスや食生活の乱れにより腸内環境が悪化し免疫力の低下、ワクチンの後遺症により帯状疱疹を患う方が増えてきています。 当院ではストレスに対する治療、腸内環境を整える鍼治療で低下した免疫力の強化を行います。
鍼やお灸をすることで血液中にある白血球が増え、遊走性も上がると言われており免疫力向上に繋がります。またストレスによる精神不安等のメンタルケア、自律神経を整える鍼治療を行ない、ストレス緩和、睡眠の質の向上を促し疲労回復に繋がります。
YNSAでは独自の反射区と診断方法により頭部の反射区を鍼で刺激し、全ての痛み、神経症状、自律神経症状など疾患において今までの鍼灸治療とは全く異なり、主に頭のツボを使うことで即効性のある効果を発揮します。 帯状疱疹の治療としては、痛みに対するツボにYNSAの鍼をするほか、鍼に電気を通す治療や指先を刺激する鍼の方法で多角的にアプローチし、患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術を行います。
温熱治療ではマイクロバブルという高濃度の人工的な炭酸泉で身体に温熱刺激を与えることで、細胞を保護しようとヒートショックたんぱく質という細胞が出てくることが研究によってわかっています。 このヒートショックたんぱく質は細胞が傷つくのを修復する役割を担っています。そのためヒートショックたんぱく質によって免疫機能が回復され、組織の壊疽などの回復をも促します。また、炭酸泉で身体の芯から温めることで、血流を促進し帯状疱疹の症状を悪化させる冷えにも効果的です。
当院ではYNSAや自律神経を整える鍼とマイクロバブル炭酸泉の治療をあわせて行うことで、帯状疱疹の症状により効果的にアプローチしていきます。
施術料金
予約の変更・キャンセルについて
予約の変更やキャンセルにつきましては、メールもしくはFAX、お電話で緊急時を除いて前日までにお願いします。
当院は完全予約制の施術院ですので1日に拝見できる人数に限りがあります。
予約は先着順にお時間を決めさせていただいておりますので、後からのお問い合わせのかたの中にはご希望の日時をお取りできずキャンセル待ちをなさる方も多数おられます。
より多くの困っている方々に治療を受けて頂くために上記のキャンセルポリシーを守って頂ける方のみご予約お願いいたします。
なお、初診予約当日のキャンセルに関しては施術料の100%のキャンセル料を申し受けております。
初回予約の当日キャンセルのみ仕事や体調不良等の理由でキャンセルされる場合もキャンセル料の対象とさせて頂く場合もあります。
予めご了承ください。また、無断キャンセルの場合は次回の予約はお断りさせていただく場合があります。
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