パーキンソン病 その7 パーキンソン病の症状「精神症状」
2016/04/19
こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。
前回はパーキンソン病の症状の中でも「自律神経障害」についてお話ししました。
今回は「精神症状」についてお話ししていきます。
さて、パーキンソン病の患者さんには「気分が落ち込み、意欲がわかない」「眠れない」と訴える人が少なくありません。こうした抑うつ症状は、病気に対する心配や不安などによって引き起こされている場合と、パーキンソン病そのものの症状として出現している場合があります。
病気が進行すると無関心になったり、注意力や記憶力が低下したり、幻覚や妄想などを訴えたりするなどの精神症状が出てくることもあります。
以上、今回までお話してきたパーキンソン病にともなう症状は非常に特徴的で、この病気を熟知した医師なら、患者さんの歩き方や動作を観察したり、腕を振り動かしてもらったりするだけでほんとんど診断はつくほどです。
ただし、パーキンソン病の患者さんのすべてに四大症状が現れるわけではありません。パーキンソン病の多くは手足のふるえで見つかることが多いのですが、なかには全病期を通じてまったくふるえの起こらない人も見られます。
さて、今回はここまでです。今回まででパーキンソン病の症状についてはひととおりお話ししましたので、次回からはパーキンソン病のおこるしくみについてお話ししていきます。
パーキンソン病なら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
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