パーキンソン病 その11 なぜ黒質の神経細胞が減少してしまうのか | 大阪の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院

MENU

大阪の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院

大阪の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院

天下茶屋駅から徒歩1分

診療時間

パーキンソン病 その11 なぜ黒質の神経細胞が減少してしまうのか

2016/04/25

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。
 
前回は、「なぜドーパミンが減少してしまうのか」についてお話ししました。その中で黒質の神経細胞の減少についてお話ししました。
今回は「どうして黒質の神経細胞が減少してしまうのか」についてお話ししていきます。
 
さて、どうして黒質の神経細胞が減少するかについては、現代の医学ではまだ完全に解明されていません。しかし、現在では以下の酸化ストレス説が最も有力な仮説とされています。
私たちの体を構成する細胞の一つ一つにはミトコンドリアという小さな器官があり、各細胞内で酵素(体内の化学反応を促進する物質)の代謝(物質を合成したり分解したりする働き)をつかさどり、細胞の生存に必要なエネルギーの生産工場として働いています。
 
そのミトコンドリアの部品の一つに複合体1という酵素たんぱく複合体があります。パーキンソン病では、この複合体1の量が減少して細胞の生存に必要なエネルギーを十分に作れない状態になっていること、黒質の神経細胞で活性酸素(酸化力が強く、増えすぎると組織を破壊する酸素)が過剰になっていることがわかっています。
すなわち、これらの物質の蓄積によって、神経細胞が参加し、障害されていくのではないかと考えられているわけです。
 
このほかパーキンソン病の患者さんでは、脳のとくに脳幹部という部分の神経細胞にレヴィ小体という異常な蓄積物質が多く見られることも明らかになっており、その影響についても研究が進められています。
  
今回はここまでです。次回は「パーキンソン病とよく似た病気」についてお話ししていきます。 
  
パーキンソン病なら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com

ご予約・お問い合わせ

まずはお気軽に当院までお問い合わせください。
必ずあなたのお悩みの症状を最短期間で改善することをお約束いたします。

tel

 

 

button

あなたのお悩みはどれですか?

 

 

治療メニュー

治療メニュー一覧はこちら

対応症例

対応症例一覧はこちら

ブログ

スタッフ募集中

康祐堂あけぼの漢方薬局鍼灸院

外観

〒557-0014
大阪府大阪市西成区
天下茶屋2-21-10

交通手段
「南海線・地下鉄御堂筋線」 天下茶屋駅から徒歩1分

アクセス方法

お気軽にお問い合わせください!

お問い合わせフォーム

スタッフ募集中

電話番号:06-6659-0207
住所:大阪府大阪市西成区天下茶屋2-21-10