パーキンソン病 その14 ヤールの重症度分類
2016/04/30
こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。
前回は、「パーキンソン病の診断と重症度」についてお話ししました。
今回も「パーキンソン病の診断と重症度」についてお話ししていきます。
さて、パーキンソン病の進行程度は、一般に次に示すヤールの重症度分類によって判断されます。
Ⅰ度:症状が片方の手足のみで、日常生活への影響はないか、あっても軽微
Ⅱ度:症状が両方の手足に見られるが、まだ軽度で、姿勢反射障害はない。日常生活に多少の不自由があるが、従来どおりに行うことは可能
Ⅲ度:典型的な前屈姿勢となり、姿勢反射障害や歩行障害が見られる。症状は軽度から中程度で、日常生活はある程度制限されるが自立はでき、職種によっては仕事も可能
Ⅳ度:症状が重篤になり、自力での歩行は不可能だが、支えてもらえば可能。日常生活でもかなりの介助を要し、労働は困難
Ⅴ度:立つことも不可能で、車椅子かほとんど寝たきりの生活。全面的介助を要する
本日は短いですがここまでです。
次回からは「パーキンソン病の薬物療法」についてお話ししていきます。
パーキンソン病なら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
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