脳卒中とリハビリテーション その33 脳卒中リハビリテーション入院の実際 | 大阪の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院

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脳卒中とリハビリテーション その33 脳卒中リハビリテーション入院の実際

2016/08/06

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。
 
前回は、「リハビリテーションで脳を変える」についてお話ししました。
今回は、「脳卒中リハビリテーション入院の実際」についてお話ししていきます。
 
さて、脳卒中によっていったん失われた機能が、リハビリテーションで少しずつよくなり、脳も変わっていくことは前回までに紹介しましたが、実際のリハビリテーションはどのように進んでいくのでしょう? 入院から退院までスタッフがどのように患者さんと関わっていくのか、その実際の流れを解説します。
 
脳卒中を発症すると、急性期病院に運ばれて、脳卒中の診断を受け治療を受けます。最近は早めにリハビリテーションを始める施設も増えてきました。しかし天敵やモニターがつながっていることが多いので、セラピストがベッドサイドに出向いて全身に負担をかけない範囲で関節を動かすような簡単なリハビリテーションとなります。
 
リハビリテーション専門病院に転院してきたら、検査や評価をしながら、スタッフはチームを組んで多角的にリハビリテーションをおこないます。理学療法士は歩行や移動手段、バランス訓練などを担当します。作業療法士は上肢の動きの訓練や更衣、食事、家事、入浴などの日常生活動作のリハビリテーションをおこないます。言語聴覚士は発音や嚥下(えんげ)の訓練が仕事です。そして、看護師は、病状を観察したり、リハビリテーションの成果が病棟での日常生活動作に定着できるよう支援していきます。リハビリテーションの進行にともなって、家族に対する指導も進めていきます。自宅の生活にスムーズに移行するためには家族の理解と支援がとても重要だからです。ソーシャルワーカーは退院のために必要な社会サービスの利用案内を、入院時点から始め、介護保険のケアマネージャーへ橋渡しをしていきます。
 
入院も後半にさしかかれば、必要に応じて手すりの設置や段差の解消など自宅を改修したうえで外泊訓練をし、生活の不自由を少なくしていきます。この際セラピストが患者さんと一緒に自宅へうかがい、ケアマネージャーやリフォーム業者同席の上、日常生活動作を実際にシミュレートしながら自宅内の改修内容や退院後のサービス利用を話し合う訪問指導をおこなうこともあります。再発予防のための服薬には薬剤師が、食事内容には栄養士が、それぞれに指導に入って支援していきます。
 
医師は症状を安定させ、合併症の予防など全身管理をしながらチームを統括していきます。入院時から定期的にカンファレンス(チーム会議)をおこない、チームの方向性が退院に向けて一致できるよう各スタッフが情報や意見を交換します。
  
今回はここまでです。次回は「リハビリテーション病院での入院生活」というテーマでお話ししていきます。
 
脳梗塞、脳卒中、片麻痺なら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭針療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com

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