不妊と栄養 その8「月経不順タイプの対策」
2017/03/13
こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院です。
前回は「月経不順タイプ」というテーマでお話しました。
今回は「月経不順タイプの対策」についてお話します。
さて、「月経不順」タイプの人は、まず基礎体温を記録して、自分の月経のリズムを正確に把握することが大切です。
生活のリズムの乱れが月経不順を招いていることがあるので、睡眠時間は最低でも6時間は確保して、脳を休ませてあげましょう。脳は、ホルモンバランスをととのえる役目を担っています。睡眠不足でストレスを感じると、脳の神経細胞が刺激され、ホルモンバランスが崩れて、生理不順を引き起こすことがあるのです。
また、月経不順の原因が、無理なダイエットや偏った食生活の結果の「低たんぱく質」「低コレステロール」状態である場合があります。
健康診断などで目の敵にされるコレステロールですが、女性ホルモンの原料でもあります。コレステロールは、高いことよりも低すぎることの方が問題です。女性ホルモンの材料が不足し、排卵に影響を与え、月経不順、無排卵などの原因にもなりかねません。
たんぱく質は、皮膚や骨、髪はもちろん、血液、筋肉、内蔵、ホルモンの材料になっています。また、脂肪の一種であるコレステロールは、たんぱく質と結合することで体内を移動できるようになります。妊娠しやすい体になるためには、コレステロールと同時にたんぱく質も必要なのです。
その他にも、仕事上の人間関係や環境などの精神的ストレスや過度の運動もまた、月経不順の原因になり得ます。思い当たることがある人は、次回以降お話する「ストレスタイプ」の対策も参考にしてください。
今回はここまでです。次回は「低栄養タイプ」についてお話していきます。
「妊娠率」61.7% アンチエイジング不妊鍼灸の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭針療法 YNSA学会 評議員)
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