不妊と栄養 その13「ストレスタイプ」
2017/05/26
こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院です。
前回は「体調不良タイプの対策」というテーマでお話しました。
今回は「ストレスタイプ」についてお話します。
さて、ストレスというと、オフィスでの人間関係や環境の変化などによる精神的なダメージと思われがちです。しかし、日常生活の何気ないことがストレスになっている場合も。例えば、暑かったり、寒かったりという気温の変化も体にとってはストレスです。風邪などウイルスの感染などで体調を崩すことも体にとってはストレスとなります。また、喫煙や飲酒、甘いものの過剰摂取、激しい運動・・・などもストレスなのです。
喫煙や飲酒は、体に悪いとわかっていながら、ストレス解消のために手放せない人が多いのではないでしょうか。食べることで憂さを晴らしたり、スポーツで汗を流すことで、気持ちを切り替える人もいるでしょう。精神的ストレス解消のためにしていることが、身体的ストレスの元になるなんて、なんて皮肉なことでしょう。
ストレスと深くかかわっているのが、活性酸素です。私たちの体内には、老化や免疫低下、多くの病気の原因といわれているフリーラジカルという不安定な物質があります。これが体内をめぐることで、健康な細胞を傷つけ、酸化が起こります。酸化は「サビ」ともいわれています。このフリーラジカルの発生源が、活性酸素なのです。
精神的なストレスやお酒やたばこ、甘いものの過剰摂取、激しい運動は、フリーラジカルの発生源である活性酸素を増やすといわれています。その増えた活性酸素は発育途中の卵子をサビさせ、妊娠を遠ざけます。
精神的なストレスを減らすのは大変かもしれませんが、食習慣や生活習慣は努力すれば改善できます。生活を見直して、ストレスの原因をできるだけ取り除きましょう。
今回はここまでです。次回は「ストレスタイプの対策」についてお話していきます。
「妊娠率」61.7% アンチエイジング不妊鍼灸の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭針療法 YNSA学会 評議員)
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