関節リウマチ⑥ | 大阪の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院

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関節リウマチ⑥

2018/08/04

リウマチの治療法に、薬物療法・理学療法・手術療法があります。

 

薬物療法

 

関節リウマチの患者様は診断がつきましたら、DMARDといわれる抗リウマチ剤を使って治療します。

病気の程度、年齢、合併症等を考慮し、薬を決定します。

約半数の患者様には生物学的製剤を導入し、TNF阻害薬やIL-6阻害薬、T細胞阻害薬といった薬があり病気の程度や患者様の状態により決定します。

2013年より、内服薬で効果の高いJAK阻害薬も導入しています。
他抗炎症剤、副腎皮質ホルモン、漢方薬、LCAP(白血球除去療法)等適応があれば患者様と相談の上処方します。

 

 
理学療法(リハビリテーション)

 

理学療法(リハビリテーション)としては、以下の治療法があります。

 

 
 
手術療法
 

滑膜切除術と人工関節置換術などがあります。
最近の主に生物学的製剤の進歩により減少しております。

 

 

近年、関節リウマチの関節内の炎症の場である滑膜より、炎症を引き起こすたくさんの種類のサイトカインというたんぱく質が放出されていることが判明し、このサイトカインを押さえれば、リウマチの関節炎は改善するであろうという発想で、最先端の治療として、抗サイトカイン療法が考案されました。

現在のところまさにリウマチ治療の切り札といってよいのではないでしょうか。

「抗サイトカイン薬」の登場によって、リウマチ治療の目標が、『病気を制御して日常生活の動作を良くする』から『関節破壊の進行を抑え、寛解を目指す』ことに劇的に変わってきました。

 

 

次回は、食事療法ついてお話していきます。

 

 

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