ジストニア⑦【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢方鍼灸院へ】
2019/11/08
ジストニアの治療
【全身性ジストニア】
若年発症のジストニア患者さんには、パーキンソン病治療に使われているレボドパ製剤という薬を用いた治療が試みられます。
一日の中で症状の程度が変化するドーパ反応性ジストニアではレボドパ治療が効果的ですが、ある一定量のレボドパ製剤を投与しても効果がない場合には、ドーパ反応性ジストニアではないと考えられます。
次の処方の単独または組み合わせにより、症状の緩和が認められることがあります。
①トリヘキシフェニジル
一日2mgから服用し、適宜増量します。急性のジストニア反応にも有効です。
②クロナゼパム、ジアゼパム
筋弛緩効果があり、副作用として眠気が起こりやすいです。③カルバマゼピン
てんかんの治療薬で、全身性ジストニア、特に突然発症する「発作性ジストニア」に有効です。④バクロフェン
中枢性筋弛緩薬で、特に脳性まひなどが原因のジストニアに有効です。重度の体幹・下肢のジストニア患者さんに対して、皮下に装着されたポンプからこの薬剤が持続して髄液内に注射されることがあります。
⑤テトラベナジン
不随意運動を抑える薬で、副作用としてパーキンソン症状や抑うつをきたすことがあります。
1~5の薬剤治療で効果が得られなかった場合、電気で神経を刺激し細胞活動を抑制する深部脳刺激治療が行なわれることがあります。
【局所性ジストニア】
眼瞼けいれんや痙性斜頸、書痙といった局所性ジストニアの治療では神経毒であるボツリヌス毒素を不活化した局所注射が行なわれます。
この治療は2~4ヵ月程度で効果がなくなるため、その都度治療を繰り返さなければなりません。
患者さんの中にはボツリヌス毒素に対する抗体が生成され、治療効果が弱まり注射量を増やす必要がある人もいます。
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