パーキンソン病⑧西洋医学療法
2021/07/16
デバイス補助療法
パーキンソン病の治療を5~10年続けているうちに、ウェアリングオフやジスキネジアなどの運動合併症が出てくるなど、十分な治療が難しくなることがあります。
従来の薬物療法を行っても十分な効果が得られない場合に検討されるのが、デバイス補助療法です。DATには、専用ポンプとチューブを使って薬剤の吸収部位である小腸に直接持続的に薬剤(L-ドパ)を送り届けるL-ドパ持続経腸療法と、手術により脳の深いところに細い電線を挿入し、電気信号(パルス)を送ることによって脳を刺激し症状の改善をはかる脳深部刺激療法があります。DATは、全ての患者さんに向いているわけではないので、使用については、そのリスクとベネフィットを十分に検討する必要があります。
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