オレンシア②(生物学的製剤)〜副作用について〜
2021/10/16
オレンシアの副作用について
○感染症
オレンシアはTリンパ球のはたらきを抑えることによって関節リウマチの症状を抑えますが、Tリンパ球は細菌やウイルスに対する免疫による防御も担っているため、オレンシアの投与により、感染症にかかりやすくなる可能性があります。
オレンシアによる治療を受けた患者さんで、鼻咽頭炎、気管支炎などの感染症の他、敗血症(細菌が血液によって全身に運ばれる感染症)、肺炎、蜂巣炎(皮膚深部に生じる感染症の一種)などの重い感染症も報告されています。
初期症状として、
・敗血症
ふるえる、寒気がする、熱がある、脱力する、 錯乱する、嘔吐する、下痢をするなど
・肺炎
たんを伴う咳が出る、熱がある、息切れする、胸が痛む、 寒気がするなど
・蜂巣炎(ほうそうえん)
皮膚が赤くなる、押すと痛む、熱をもって腫れるなど
があります。これらの症状が見られた場合は、すぐに主治医にご相談下さい。
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