パーキンソン⑤進行度指標1 | 大阪の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院

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パーキンソン⑤進行度指標1

2022/05/24

パーキンソン病は、症状が徐々に進行していく病気ですが、病気の進行速度はそれぞれ人によって異なります。

パーキンソン病の進行度を示す指標として、下記の2種類あります。

1.ホーン・ヤールの重症度分類

2.生活機能障害度分類

 

今回は1.ホーン・ヤールの重症度分類について紹介します。

この分類はⅠ度〜Ⅴ度(1〜5度)まであり数字が大きくなるにつれて進行度が高いです。

ホーン・ヤールの重症度分類

Ⅰ度

体の片側だけに手足のふるえやこわばりがみられる。身体の障害はないか、あっても軽い。

Ⅱ度

両方の手足の震え、両側の筋肉のこわばりなどがみられる。日常生活や仕事がやや不便になる。

Ⅲ度

小刻みに歩く。すくみ足がみられる。方向転換の時に転びやすくなるなど日常生活に支障が出るが、介助なしに過ごせる。職種によっては仕事は続けられる。

Ⅳ度

立ち上がる、歩くなどが難しくなる。生活の様々な場面で介助が必要になってくる。

Ⅴ度

車椅子が必要になる。ベッドで寝ていることが多くなる。

 

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