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封入体筋炎⑤【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢方鍼灸院へ】

画像診断

最も特徴的なのは大腿四頭筋の萎縮です。

腓腹筋の内側頭に脂肪浸潤がみられます。

そのほか、下肢と臀部の筋、傍脊柱筋に広汎に虫食い状の低吸収領域がみられます。

MRIでは多発筋炎と比較して、萎縮や脂肪置換をきたしやすいこと、広範囲な病変が現れやすいこと、遠位筋優位の分布になることがより多いこと、左右非対称の分布をとりやすいことなどが報告されており、臨床的には可能性が高いと思われても筋生検で確定的な所見が出ず、多発筋炎との鑑別に迷うときには参考にすべきです。

 

 

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検査所見

 

血清CK値は正常ないし正常上限の数倍程度の上昇にとどまります。

筋電図は基本的には筋原性の変化であるが、筋線維収縮電位が豊富にみられたり、高振幅電位が混在したり、長持続時間電位がめだったりして、神経原性変化と解釈される場合があります。

筋生検で運動神経の変性像がみられること、運動神経伝導速度の遅延が時にみられること、感覚障害がしばしばみられることなどから末梢神経の障害を合併することがあるとされることが多いが、単一筋線維筋電図やマクロ筋電図を用いた研究結果から神経原性の根拠はないと主張するものもあります。

 

 

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歴史

筋線維内に線維性封入体が存在する筋炎は1960年代から記載され、myxovirusとの形態的類似性から筋肉の遅発性ウィルス感染症と推定された)が、現在はこの考え方は否定されています。

封入体筋炎という病名が初めて使われたのは、1971年Yunis and Samahaがこの疾患に特異的な核内および細胞質内の線維性性封入体と縁取空胞のある慢性進行性の筋炎患者を臨床的にも特徴ある疾患として報告したときである)。

その後、筋線維内にアミロイドが存在すること、封入体にはアミロイド前駆たんぱくやリン酸化タウが証明できることなど、アルツハイマー病との相同性が指摘されるようになり、注目を集めるようになっています。

 

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封入体筋炎では、診断のために、血液検査や筋電図、筋生検、筋MRI/CTが行われます。

血液検査では、筋肉の破壊を示す項目などが測定されます。

筋生検を行い顕微鏡で観察すると、縁取り空胞や筋の線維化、炎症細胞の筋肉組織への侵入を認めます。

筋肉の画像検査で障害されている筋肉の確認をします。

近年では、抗NT5C1A抗体と呼ばれる抗体が患者さんの血液中に存在していることが報告され、今後診断に際してマーカーになる可能性も考えられています。

 

 

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最も頻度が高く、日常生活動作を障害しやすい炎症性筋疾患です。
50歳以上に起こりやすい病気です。

病気の始まりに気づきにくいことが多く、何年にもわたり病状が進行してから診断されることもあります。
時に、左右非対称(片手あるいは片足にまず病気が出現する)のこともありますが、一般には左右同程度に病気が起こります。
筋ジストロフィー(高齢発症)や緩徐進行性の運動ニューロン疾患(筋萎縮性側索硬化症)と見分けるのが難しいことがあります。
多発筋炎と診断されたけれども治療に反応しない、という場合には、封入体筋炎を疑います。

早期の診断につながる特徴として、以下の点が挙げられます。

・遠位筋(手足の筋肉のうち体から遠いところ、手先足先に近いところにある筋肉)の障害

特に足関節の伸展筋(足首を伸ばす筋肉)、手指の屈筋(指先を曲げる筋肉)の早期からの障害

・前腕および大腿四頭筋の筋萎縮

・膝折れによる頻回の転倒

病気の進行とともに、体幹筋も侵され、腰曲がりや首下がりを来します。

顔面筋の筋力低下も軽度みられます。

嚥下障害(飲み込みの障害)も半数以上で起こります。
近年、抗サイトゾル5′-ヌクレオチダーゼ1A(抗cN1A)が、封入体筋炎の患者の60〜70%において検出されることが判明し、注目されています。

 

 

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妊娠と橋本病

女性では橋本病の頻度は比較的高く、甲状腺機能低下症よりも甲状腺機能正常の橋本病の頻度が多いため、不妊治療や妊娠を機に初めて診断されることが多くなっています。

 

妊娠中にいちばん大事なこと

甲状腺機能が低下したままで妊娠すると、流産・早産のリスクが高くなります。
安全に妊娠・出産するためには、前もって甲状腺ホルモンを補充して、甲状腺ホルモンの値を正常にしておくことが大切です。

 

妊娠時の治療法

胎児の発育に甲状腺ホルモンは重要な役割を果たし、その甲状腺ホルモンは母体から供給されるため、妊娠時は妊娠前と比べ甲状腺ホルモンの需要が増えます。

妊娠を希望した場合、甲状腺ホルモンが正常範囲内であっても、甲状腺刺激ホルモン(TSH)を指標に補充療法を開始することがあります。

妊娠前から甲状腺ホルモン補充療法をしている場合も、妊娠後にも補充量の調整が必要です。

補充療法で内服する甲状腺ホルモン薬(チラーヂンS)が赤ちゃんに影響することはありませんので、内服は中止せず、妊娠が判明したら早めに受診してください。

 

出産する病院の選択

補充療法を行っていても甲状腺機能が正常である場合には、通常の出産と同じで病院の制限はありません。

 

産後について

産後、甲状腺ホルモン補充の量は妊娠前の量に戻します。

補充療法継続の場合でも、授乳は差しつかえありません。
橋本病の方は産後に甲状腺機能が変化することが少なくありません。

産後も定期的に通院してください。

 

 

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 甲状腺ホルモン剤の効きを悪くする食品や薬などの要因

1.消化管内で甲状腺ホルモン剤と結合してその吸収を妨げる

・高食物繊維食品: 野菜ジュース、青汁、ダイエット食品など

・コーヒー

・脂質異常症治療薬: コレバイン、クエストラン

・胃薬: アルサルミン、マーロックス、キャベジン、プロマックなど

・貧血治療薬: フェロ・グラデュメットやフェロミアなどの鉄剤

・過敏性腸症候群治療薬: コロネル

・慢性腎不全の治療薬: 沈降炭酸カルシウム、レナジェル、ケイキサレート

 

 

 

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経過観察

甲状腺機能低下症は軽度の時期には明らかな自覚症状は現れません。

放置しておくと動脈硬化の危険因子になりますので、そのような変化を見逃さないためにも、6か月~1年に1回は甲状腺機能のチェックを受けることをお勧めします。

 

妊娠予定の女性

妊娠中に甲状腺機能が低下していると流産しやすくなることが分かっています。

橋本病の人は普段甲状腺機能が正常であっても、妊娠すると低下しやすいので、妊娠が分かったら早期に甲状腺機能を再確認する必要があります。

 
 

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薬物療法

甲状腺ホルモン薬を服用することで、不足している甲状腺ホルモンを補う治療法です。

使われるのは主にチラーヂンSで、チロナミンが用いられることもあります。

 

チラーヂンS

もっとも一般的な橋本病の治療薬です。

thyroxine(T4)というホルモンが主成分で、これは体内でtriiodothyronine(T3)というホルモンに変換され、足りない甲状腺ホルモンを補います。

甲状腺ホルモンの量が少ない場合以外にも、肥大した甲状腺の縮小を目的に処方されることがあります。
服用は少量からはじめ、症状に応じて少しずつ増量していきます。

すぐには効果が現れませんが、適切な治療を続けていけば症状は徐々に治まっていきます。

服用中に妊娠した可能性がある場合は、服用を中止しないですぐに主治医に連絡してください。
なお、他の病気で薬を服用している場合、同時に服用するとチラーヂンSの吸収が妨げられて効果が弱まってしまう薬がいくつかあります。

薬によっては8時間ほど間をあけて服用する必要がありますので、受診の際にはいつも服用している薬がわかるお薬手帳かお薬そのものを全部持参してください。

代表的なものにアルミニウム含有製剤、マグネシウム含有製剤、鉄剤、スクラルファート、コレスチラミンなどがあります。

 

チロナミン

チラーヂンSより効き目が早く現れ、体内から早く消失するため持続時間が短いことが特徴になっています。

服用方法などはチラーヂンSと変わりません。

 

副作用

チラーヂンSとチロナミンはもともと身体にあるものを補充する薬ですから、副作用はありません。

ただし、服用量が多いと動悸や手の震え、多汗など、甲状腺機能亢進症のような症状が現れる場合があります。

こうした症状が現れたら、主治医にすぐ連絡しましょう。

 

 

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予防の基礎知識

残念ながら、橋本病に対しての予防策はありません。

しかし、橋本病はヨウ素(ヨード)の含有量の多い食品を摂ると甲状腺ホルモンの生成が抑えられることがあるので、摂取量などに気をつけましょう。

また、甲状腺ホルモン剤は同時に服用すると効果が弱まる薬剤がありますので、服用時に注意が必要です。

 

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