橋本病⑤【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢方鍼灸院へ】
甲状腺ホルモンの病気は、更年期症状と非常に似ているために、見逃されやすい病気ですが、甲状腺ホルモンの病気は適切に治療することによって、症状を抑えて、正常に生活を送ることができるようになります。
疑わしい症状がある場合は、内科を受診するようにしましょう。
特に40歳以上の女性に多い病気ですので、該当する方は数年に1度でも良いので血液検査を受けることが勧められます。
甲状腺ホルモンが少ないことが不妊や流産の原因になることもあるので、妊娠を希望される女性の方は甲状腺ホルモンのコントロールが重要になります。
また、LDLコレステロールが高い方も治療を受けることが必要です。
大阪で橋本病なら西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
電話:06-6659-0207 FAX:06-6659-5858
557-0014 大阪府大阪市西成区天下茶屋2-21-10
mailto:mail@ynsa-japan.com
慢性甲状腺炎(橋本病)の診断ガイドライン
- a)
- 臨床所見
1.びまん性甲状腺腫大
但しバセドウ病など他の原因が認められないもの
- b)
- 検査所見
1.血液検査で抗甲状腺マイクロゾーム(またはTPO)抗体陽性
2.血液検査で抗サイログロブリン抗体陽性
3.細胞診でリンパ球浸潤を認める
- 慢性甲状腺炎(橋本病)
a)およびb)の1つ以上を有するもの
【付記】
1.他の原因が認められない原発性甲状腺機能低下症は、慢性甲状腺炎(橋本病)の疑いとする。
2.甲状腺機能異常も甲状腺腫大も認めないが、抗マイクロゾーム抗体およびまたは抗サイログロブリン抗体陽性の場合は、慢性甲状腺炎(橋本病)の疑いとする。
3.自己抗体陽性の甲状腺腫瘍は、慢性甲状腺炎(橋本病)の疑いと腫瘍の合併と考える。
4.甲状腺超音波検査で内部エコー低下や不均一を認めるものは、慢性甲状腺炎(橋本病)の可能性が強い。
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橋本病の症状には、甲状腺が腫れることによる症状(甲状腺腫)と甲状腺ホルモンの異常による症状があります。
甲状腺腫の大きさはさまざまですが首の腫れやしこり、ものを飲み込む時などの違和感などの症状があらわれることがあります。
甲状腺ホルモンの異常は、甲状腺機能低下と甲状腺機能亢進の2通りありますが、前者のケースが多く現れます。
この甲状腺機能低下の場合には新陳代謝の低下による症状や、自律神経失調症のような症状があらわれます。
具体的な症状を下記に示します。
■むくみ
一般的なむくみは皮膚を指で押さえるとへこみが跡となり残りますが、橋本病の場合はへこみが残らずに戻ります。
唇、舌、喉がむくむと声がかすれたりしゃべりにくくなることがあります。
■皮膚症状
皮膚の乾燥、汗をかかなくなる、抜け毛などの症状が見られます。
■寒がりになる
新陳代謝が低下し全身の熱の産生が減り、寒さに弱くなります。
■食欲がないのに体重が増加する
胃腸の働きが悪くなるため便秘、食欲低下がおきますが、新陳代謝が低下するので体重が増加します。
■脈が遅くなる・息が苦しくなる
脈拍が遅くなったり弱くなったります。
甲状腺機能低下症が強くなると、心臓と心臓を包んでいる心嚢に水がたまり、心臓の動きが悪くなり息苦しくなったり呼吸困難など心不全症状が出ることがあります。
■無気力
ものごとに対する意欲・気力が低下し行動が緩慢になったり、記憶力が低下し忘れっぽくなります。
すぐ眠くなる、口がもつれる、ゆっくりしたしゃべり方になることもあります。
■筋肉症状
筋力の低下や肩こりや関節痛がひどくなることもあります。
■月経の異常
月経不順、不妊や流産の原因になることもあります。
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橋本病の原因は自己免疫の異常です。
免疫機能は本来細菌やウイルスから身体を守るための機能ですが、その働きがうまくいかなくなり自分の身体を攻撃してしまうのが自己免疫疾患です。
橋本病では、免疫異常によって、甲状腺に炎症が起きている甲状腺の自己免疫疾患です。
炎症が持続すると、甲状腺ホルモンを作る働きが不十分となることがあります。
甲状腺ホルモンが不足し甲状腺機能低下症となると、さまざまな症状が現れてきます。
1912年に橋本策博士が世界で初めてドイツの医学誌に発表したために、「橋本病」という病名がつけられた歴史があります。
それから100年以上が経過しましたが、自己免疫の異常がどのようなきっかけで起こるのか、いまだに明らかになっていません。
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「慢性甲状腺炎」とも呼ばれ、バセドウ病と並ぶ甲状腺に対する自己免疫疾患の一つです。
日本人の橋本策博士がドイツ留学中に報告したことにより、この名が付けられました。
リンパ球が甲状腺を徐々に破壊し、慢性的な炎症が起こって甲状腺ホルモンの生成が低下します(甲状腺機能低下症)。
このとき、多くの場合血液中に抗サイログロブリン抗体や、抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(いずれも橋本病やバセドウ病の患者さんの血液中から多く検出される抗体)が検出されます。
成人女性の約10人に1人、成人男性の約40人に1人にみられ、特に30〜40代の女性に発症することが多いとされています。
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一般的な治療法
薬物療法について
老人性難聴などが原因の耳鳴りを発症して半年以内であれば、薬や漢方による内服治療を行います。
ただし、耳鳴りを発症してから時間が経っており慢性化している場合では、薬物療法では効果が期待できない場合があります。
その場合は、TRT(音響療法)を行います。
TRT(音響療法)について
TRTとは、耳鳴りの順応療法と言われ、耳鳴りはあっても意識からはずす(気にならないようにする)という治療方法です。その一つに音響療法があります。
治療は、耳鳴りがあっても気にならない状態にする事が目的となります。
ご自身が感じている耳鳴りを10とした場合に、その10の耳鳴りに別の8~9の音を流します。そうすることで耳鳴りの音が1~2くらいに感じるようになり、耳鳴りの感じ方を軽減していく治療を行います。
結果として、耳鳴りはしているのに、特にストレスやイライラを感じない状態を体験させていきます。
治療にはある程度期間がかかりますので根気よく取り組む必要があります。
当院の治療法
YNSA
耳鳴りは脳の自律神経の異常興奮から起こることが多くあります。
山元式新頭鍼療法YNSAは脳の異常興奮している機能を正しく働かせ、痛みを除痛し、自律神経バランスを整えます。
髪の毛よりも細い針を使うので、痛みはほとんどありません。
経絡調整
耳鳴りは身体の特定の動きで誘発されることが多々あります。
この場合からだの特定の動きや筋肉が、頚椎周りの筋肉や神経を興奮させて、耳鳴りが起こるのです。
耳鳴りを誘発する特定の経絡にとツボに、全く痛みのない特殊なシールを貼ることで経絡や自律神経の歪みを修正し、耳鳴りを起こしている根本原因を治療します。
栄養療法
意外に思われるかもしれませんが、耳鳴りには特定の栄養素が不足することによって、脳の神経伝達物質のアンバランスが起こり、耳鳴りが起こる場合があります。
この場合は食事療法や、ビタミンなどの補充療法が有効な事が多いです。
サプリメントに関しては、当院ではサプリメント販売は市販のサプリメントでは効果が少ない1種類を除いてすべてドラックストアでご自身で購入していただいているため、非常に低い費用負担で栄養療法を受けていただくことができます。
耳鳴りはそのつらさ、生活の質の大きな低下に比べて一般の西洋医学的なアプローチが有効でない事が多く、数多くの患者さんが当院を訪れます。
中には数十年単位で苦しんでいらっしゃる方が短期間に症状が消失する場合もあります。
皆さんの回復のお手伝いになれば幸いです。
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耳鳴りが気になるとストレスがたまります。
ストレスでイライラ、クヨクヨしているときには、耳鳴りに限らず誰でも、わずかな体の不調がつらく感じられるものです。
ストレス→感覚過敏に→苦痛が増大→ますますストレスがたまる、の悪循環に陥ってしまいます。それを断ち切ることがセルフケアの肝になります。
その1 耳鳴りの大きさを確認しない
「今日の耳鳴りはどうかな?」などと、気にして耳鳴りを聞こうとしてしまうと、「注意の脳」が働きますます耳鳴りに対して過敏になってしまいます。
耳鳴りの大きさを確認する習慣がある人は、減らしていくように心がけましょう。
その2 耳鳴りのためにやりたいことをあきらめない
耳鳴りがあるから友達と会いたくない、外へ出たくない、などと、やりたいことをあきらめてしまうと、かえって耳鳴りのことが頭から離れなくなってしまいます。
耳鳴りに構わずやりたいことに集中している方が、「注意の脳」の働きが弱まり、気にならなくなってきます。
その3 豊富な音のある環境をつくる
しーんとした静かな環境にいると、耳鳴りの音が気になりやすく、「注意の脳」の働きが増してしまいます。
家にいるときは、長時間流れていても不快にならない、川のせせらぎや波の音といった自然音を、生活の邪魔にならない程度に小さい音量で流しておくと、耳鳴りに気をとられにくくなります。
なお、騒音や爆音は老若男女問わず難聴の大きな要因になります。
近年は特に、ヘッドホンで大音量の音楽等を聴くことで発症する「ヘッドホン難聴」が世界的な問題になっています。
ヘッドホンをするときには、外の音や会話が聞こえる程度の音量に調節しましょう。
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近年、耳鳴りが大きな苦痛につながる「しくみ」がわかってきました。
部屋のかたわらで「かわいいお孫さんの弾くピアノの音」は、たとえ大きくてもあまり気になりません。
音が大きくても読書でさえ出来てしまうものです。
一方、嫌いな音楽やお隣から聞こえるピアノの音は、たとえ小さくても気になることがあります。
さらに、日頃から気に入らない隣人であったり、「またか」という思いがあったりすると、怒りとストレスが生まれて、その音に気持ちはますます向いてしまいます。
これは、耳鳴りに対する苦痛と本質的に同じで、脳が持つ高度な機能が関わっています。
人を含めた高等動物には、いろいろな音に対して無意識で識別する力が備わっています。
森の中で体を休めている時、風で揺れる草木の音は聞き流しますが、獣の近づく足音には敏感に反応します。
進化の過程で備わった、自分にとって有害な音を意識にあげることが出来る防衛能力です。
これは、大脳皮質下という所で無意識に音の識別が行われているとされています。
この仕組みには感情も関わっており、獣の近づく足音に対して、恐怖感が強いとさらに敏感に反応します。
また、獣の近づく足音に反応した脳は自律神経も調節します。
自律神経は活動モードとなり、体を休息状態から緊急体制に切り替えるため、眠気は吹き飛びます。
このように、自分にとって有害な音と認識されると、脳は意識の中に鮮明にその音を浮かび上がらせるとともに、自律神経をも調節するわけです。
この機能が、まさに耳鳴りの苦しみをつくっているわけです。
耳鳴りが続けば、誰もが不快です。
耳鳴りが不快と認識されると、頭の中にきわだって意識する現象が生じます。
これがストレスを招き、悪循環に陥っていきます。
耳鳴りに対するストレスは、さらに耳鳴りに対する気持ちを強く自覚させていきます。
夜間この状況が起きると、自律神経は活動モードのままとなり不眠に陥ります。
不眠が続くと、寝不足になり、精神的なゆとりをなくします。
気持ちのゆとりがなくなると、頭の中は耳鳴りのことばかりになってしまいます。
このような悪循環が、耳鳴りが大きな苦痛となってしまいます。
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ポイント2
不安を取り除く
ストレスを感じたり、漠然とした不安を感じた時に耳鳴りが悪化します。
患者さんに質問すると、「疲れていたり、ストレスを感じた時に一番耳鳴りが強くなります」とおっしゃる方が多いです。
また、うつ病があるなど精神的に落ち込んでいる場合も耳鳴りを強く感じやすいこともあります。
「耳鳴り」の検査法
標準純音聴力検査:
一般的な聴力検査です。
ピッチマッチ検査:
「耳鳴り」の音の高さを測定する方法です。
ラウドネスバランス検査:
「耳鳴り」の音の大きさを測定する方法です。
内耳機能検査:
内耳障害で生じる補充現象の有無をみる検査です。
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耳鳴りは、脳の反応によって起こります。
つまり、改善するのも悪化させるのも脳の使い方次第です。悪化する仕組みを理解することが治療の第一歩になります。
ポイント1
仕組みをしっかりと理解する
耳鳴りは実際の音ではなく、脳の過剰な反応です。
しかし、人間は「自分にとって必要な音を聞いてしまう」という機能を持っています。騒がしい場所でも、自分の名前が呼ばれるなど、自分にとって必要な音は選択して聞くことができるのです。
それと同じで、聞こうとすると耳鳴りは強く聞こえてしまいます。
耳鳴りがあるから意識して聞いてしまい、意識するから耳鳴りが大きく聞こえるという悪循環に陥ってしまいます。
気にしないためにも、耳鳴りの仕組みをしっかりと理解して、危ないものではないということを理解してください。
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