関節リウマチ⑧
リウマチ進行予防
①十分な睡眠をとる
関節リウマチの予防として体調を維持するためにも、十分な睡眠が必要です。
8時間の睡眠が理想ですし、とくに睡眠のリズムを整えることが大切となります。
睡眠のリズムを整えるには、早起きをすることがポイントです。朝のこわばりがあっても、落ち着いて行動することもできます。
②バランスの良い、美味しい食事を摂る
食事量と栄養バランスのいい食事をすることで、健康的な体作りと体重コントロールができます。
特に、新鮮な野菜や根菜、ヨーグルトにフルーツや鮮度に魚介類などをとるように心がけるといいそうです。
また、美味しい食べ物を食べることで、気持ちもリラックス状態になりやすいです。
③よく笑うこと、ストレスを解消する
家族や人間関係、仕事などのストレス、働き過ぎや頑張り過ぎることも関節リウマチを発症または悪化させてしまうこともあります。
カラオケや温泉旅行、買い物、好きな趣味など、リラックスできることを満喫することでストレスを発散するといいでしょう。
④口腔内を清潔にする
腸内の細菌が関節リウマチの発症原因に関係するとの説もあるので、朝昼晩の食後は必ず歯磨きをして口の中を清潔にするようにしましょう。
また、胃のピロリ菌も検査をしておくといいです。
もし陽性の場合はきちんと除菌するようにしてください。
⑤禁煙をする
喫煙者は必ず禁煙するようにしてください。
喫煙は関節リウマチを発症させやすくするリスクがあると言われています。
また、治療中でも喫煙しているだけで治療効果が発揮しにくいことがあります。
喫煙者と非喫煙者で比較すると、非喫煙者のほうが寛解の達成率が高いというデータもあります。
さらに肺などの病気になってしまうと合併症のためにリウマチ治療ができないこともあるので、禁煙するのが一番いい予防策といえるでしょう。
⑥疲れすぎないよう活動する
関節リウマチの症状が落ち着いている人は、積極的に運動をするようにしましょう。
運動をすることでリハビリにもなりますし、体重のコントロールもしやすくなるメリットがあります。
ただし、疲れすぎるくらい運動をしてしまうと逆効果なので、こまめに休憩を挟んで活動と休息のバランスを上手にとるようにしてください。
⑦温浴・冷浴で症状を和らげる
関節リウマチの患部を温めたり冷やしたりすることで、症状を軽くすることができます。
この方法は医療機関でも行われているリハビリ方法のひとつです。
幹部が腫れ上がり、熱を持っている場合
患部が腫れて熱をもっているときは、冷浴で冷やしてあげるのが原則となっています。
患部の症状が軽く、腫れもひどくない場合
症状や腫れがひどくなければ、温浴で温めるといいです。
関節リウマチの場合、関節周辺の筋肉がこわばり、血液の流れが悪くなるのも痛みを強めてしまう原因になります。
温浴で温めることで、血液の流れがよくなり症状が和らぐことが多いそうです。
一番効果が実感しやすいのが、血液の巡りを良くしてくれる温浴だといえるかもしれません。
次回は、経過と予後についてお話していきます。
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557-0014 大阪府大阪市西成区天下茶屋
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リウマチの食事療法
関節リウマチの治療の中で食生活は重要です。
有効な栄養素は、良質なタンパク質や青背の魚の脂肪に含まれるDHA、EPA、カルシウム、ビタミン類です。
脂肪分の少ない肉類や魚の動物性タンパク質と豆腐などの植物性タンパク質を半々にとり、野菜中心の食事を心がけてください。
また、リウマチの痛みがあることで体を動かす機会が減ることから、骨粗鬆症を合併しやすいので、牛乳やチーズ、小魚など、カルシウムを多く含む食品もとることが大切です。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける作用がありますので併せて摂りましょう。
ビタミンDは魚、きのこ類などに多く含まれています。
肥満すると関節に負担がかかるので、エネルギー過多にならないように気をつけましょう。
リウマチの患者さんは痛みのため食欲がおちて、体重を減らしてしまう方が多いようです。
また、炎症物質(炎症性サイトカイン)により体内のたんぱく質が分解されやすく、特に筋肉量が減少しがちです。
体力・筋肉量を維持し、合併症を予防するための食生活のポイントについてお話しします。
【リウマチの発症原因=免疫の暴走をコントロールする】といわれる食材についてもご紹介します。
最近の研究により、関節リウマチなどの自己免疫疾患の患者さんに「腸内細菌の異常」が生じていることが明らかになってきました。
腸の働きは、食べ物を消化吸収するだけでなく、腸に集結している免疫細胞と腸内細菌を従えて全身の免疫力をコントロールしているのです。
Tレグ(抑制性T細胞)は、過剰に活性化した免疫をなだめる働きをする特別な免疫細胞であり、腸内細菌が食物繊維を餌にして腸内で生み出されています。
自己免疫疾患やアレルギーの患者さんの腸内ではTレグを生み出す働きが弱くなっているようです。
食物繊維が豊富な精進料理を食べる修行僧ではアトピーやアレルギーがよくなっていることも報告されていますので、食物繊維を積極的に摂るとよいでしょう。
抗リウマチ薬であるMTX(リウマトレックス・メトトレキサート)を内服する際には、副作用の予防のために適量の葉酸を合わせて服用しますが、葉酸を多く摂りすぎるとMTXのリウマチへの効果が落ちてしまいます。
サプリメント、栄養補助食品、青汁には葉酸を多く含むものがありますので注意が必要です。
葉酸は多くの食材(ほうれん草、アスパラガス、ブロッコリー、枝豆などの豆類、ウナギ、レバーなど)にも含まれていますが、薬として使われる葉酸の量に比べてはるかに少ないため、食べるのを控える必要はありません。
関節リウマチの発症についても、食事が影響している可能性について報告されています。
魚の脂・オリーブオイル、また果物・調理した野菜(生野菜は除く)・アブラナ科の野菜の摂取量が多い人は関節リウマチの発症が少なかったということです。
これらの多価不飽和脂肪酸や、抗酸化ビタミン類には炎症を抑える効果があるといわれており、そのために関節リウマチになりにくいのではいかと推測されています。
近親者に関節リウマチの人が多い、リウマトイド因子高値などがある方は、「予防のためにできることは?」と思った時、記の食材を心掛けて摂っていただくことが良いと思います。
次回は、リウマチの進行予防をお話していきます。
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リウマチの治療法に、薬物療法・理学療法・手術療法があります。
薬物療法
関節リウマチの患者様は診断がつきましたら、DMARDといわれる抗リウマチ剤を使って治療します。
病気の程度、年齢、合併症等を考慮し、薬を決定します。
約半数の患者様には生物学的製剤を導入し、TNF阻害薬やIL-6阻害薬、T細胞阻害薬といった薬があり病気の程度や患者様の状態により決定します。
2013年より、内服薬で効果の高いJAK阻害薬も導入しています。
他抗炎症剤、副腎皮質ホルモン、漢方薬、LCAP(白血球除去療法)等適応があれば患者様と相談の上処方します。
理学療法(リハビリテーション)
理学療法(リハビリテーション)としては、以下の治療法があります。
- 運動療法…運動により関節や筋肉の機能を維持する
- 温熱療法…水や温熱、光線、超音波などの物理的な刺激により痛みを和らげる
- 装具療法…関節の変形の予防、矯正、保護するための装具
手術療法
滑膜切除術と人工関節置換術などがあります。
最近の主に生物学的製剤の進歩により減少しております。
近年、関節リウマチの関節内の炎症の場である滑膜より、炎症を引き起こすたくさんの種類のサイトカインというたんぱく質が放出されていることが判明し、このサイトカインを押さえれば、リウマチの関節炎は改善するであろうという発想で、最先端の治療として、抗サイトカイン療法が考案されました。
現在のところまさにリウマチ治療の切り札といってよいのではないでしょうか。
「抗サイトカイン薬」の登場によって、リウマチ治療の目標が、『病気を制御して日常生活の動作を良くする』から『関節破壊の進行を抑え、寛解を目指す』ことに劇的に変わってきました。
次回は、食事療法ついてお話していきます。
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関節リウマチの診断基準
アメリカリウマチ学会(ARA、現在はACRと略す)の分類基準(1987年改訂)が、現在、関節リウマチの診断法として世界で一般的に使われています。
しかし、アメリカリウマチ学会の分類基準では、6週間未満でこれに基づく確定診断は不可能であるので、早期に診断するために、現在日本では、発症1年以内 の早期関節リウマチの診断を目的に作成された、日本リウマチ学会の早期診断基準(1994年)を使用し診断をしています。
①1時間以上持続する朝のこわばりが、6週間以上あること
②3関節以上の腫れが、6週間以上あること
③手関節または中手指節関節・近位指節間関節の腫れが6週間以上あること
④左右同じ関節に腫れがある(対称性関節腫脹)
⑤皮下にリウマトイド結節がある
⑥リウマトイド因子(リウマチ因子)陽性
⑦X線レントゲン検査にて、関節リウマチに特有の骨びらんが見られる
以上7項目のうち4項目以上を満たせば関節リウマチと診断
早期リウマチの診断基準
①3つ以上の関節で、指で押さえたり動かしたりすると痛みを感じる
②2つ以上の関節で、炎症による腫れがみられる
③朝のこわばりがある
④皮下結節(リウマトイド結節)が肘や膝にみられる
⑤血液検査で赤沈20mm以上の高値、またはCRP陽性
⑥血液検査でリウマトイド因子が陽性
以上6項目中、3項目以上を満たすとき、関節リウマチと診断
また、倦怠感や微熱、食欲不振、体重減少といった関節以外の全身症状も初期のリウマチにはよくある症状です。
関節リウマチは、できるだけ早い時期に治療を始めることが望ましい病気ではあるのですが、よく似た症状がある他の病気との区別が難しいため、何度も検査をし、患者さんの自覚症状をきちんとお聞きした上で、いくつかの診断基準と照らし合わせて、一つの基準にとらわれず、総合的に診断して行きます。
MRIを取り入れたリウマチ早期診断予測基準
①自己抗体陽性:抗CCP抗体あるいはIgM-RF・・2点
②MRI画像所見:対称性手・指滑膜炎・・・・1点
③MRI画像所見:骨変化(骨髄浮腫あるいは骨侵食)・・2点
上記3項目の合計点数が3点以上であれば、早期関節リウマチと診断
次回は治療法についてお話していきます。
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関節リウマチの疑いがある場合、問診の後、まずこのような項目の血液検査をして関節リウマチかどうかを確かめます。
血液検査
項目 | リウマチによる変化 | |
---|---|---|
免疫に関連するもの | リウマトイド因子(RF) | 陽性になる |
抗シトルリン化ペプチド抗体(抗CCP抗体) | ↑(上昇) | |
MMP-3(マトリックスメタロプロテアーゼ‐3) | ↑(上昇) | |
免疫グロブリン
|
↑(上昇)
|
|
炎症に関連するもの | CRP(C反応性タンパク) | ↑(上昇) |
ESR(赤血球沈降速度[血沈、赤沈])
|
↑(促進)
|
|
貧血に関連するもの | 赤血球 | ↓(低下) |
Ht(ヘマトクリット) | ↓(低下) | |
Hb(ヘモグロビン[血色素量]) | ↓(低下) | |
血小板
|
↓(低下)
|
|
リウマチ以外の病気と区別するもの | 抗核抗体(ANA) | 陰性になる |
血液検査のほかに、画像検査を行い、関節の状態や炎症がどの程度あるのかを調べます。
画像検査には、エックス線検査(レントゲン検査)、MRI検査、関節超音波(エコー)検査などがあります。
画像検査
エックス線検査(レントゲン検査)
基本的な画像検査です。エックス線撮影で、関節や骨の状態を確認します。
MRI検査
骨の状態を敏感に確認することができ、また滑膜や関節の周りの筋肉や靭帯、軟骨といった骨以外の組織の炎症や腫れを確認することができます。早い段階での関節リウマチの変化や、関節リウマチの活動性(勢い)を評価することができます。
関節超音波(エコー)検査
関節の中で起こっている炎症をリアルタイムで確認することができます。骨の破壊も敏感にみることができます。関節の中の血液の流れ方や滑膜の厚さなどがわかるため、関節リウマチの活動性の評価にも役立ちます。
次回はリウマチの診断についてお話していきます。
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早期症状:関節リウマチの症状は、病気が進行してしまえば、誰がみても「リウマチ」だと言えるようになりますが、そのはじまりははっきりしません。
初期症状としては、なんとなく体が重く、微熱(37℃台の熱)があったり、食欲がなかったり、貧血ぎみであったりします。
さらに、境界のはっきりしない痛みやこわばりとともに知らないうちに発病していることが多く、次第に関節の腫れ、痛み、熱感といった関節炎の症状が出現してきます。
また、数は多くありませんが、急にたくさんの関節が腫れて痛くなり発病するものもあります。
関節症状:関節リウマチの症状は、朝のこわばりと関節を動かす時の痛み、圧痛(押さえると痛い)、関節の腫れが主なものです。
この際、注意すべきことは、関節炎(関節の腫れ)は、一ケ所のみでなく多くの関節を侵し、左右対称性に侵されることが多いことです(必ずしも同時期に左右の関節が腫れるわけではなく、右の関節の腫れと痛みが起こった後に左も腫れるというような具合で対称性に起こります)
侵された関節は、腫れて、熱があったり、水が溜まったりします。
症状が進むと軟骨や骨を破壊し、関節が変形したり、骨と骨がくっついて動かなくなったりします(骨強直)
ある種の変形は、リウマチに特徴的で色々な名前がついており、すぐに診断に結びつきます。
全身症状:貧血症状がでたり、体がだるくなったり、微熱がでることもあり、疲れやすさ、脱力感、体重減少、食欲低下がみられます。
症状は天候に左右されることが多く、暖く晴れた天気が続くときは軽く、天気が崩れ出す前や雨の日、寒い日には痛みが強くなります。夏でもエアコン冷房の風が直接関節部にあたることなどで関節痛が強くなります。
次回はリウマチの検査についてお話します。
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現在のところ原因不明ですが、遺伝、感染、ストレス、女性ホルモン、喫煙などの関与が考えられており、複数の要因が関係しているようです。
関節の滑膜という場所に変化が起こるのが始まりで、この滑膜がどんどん腫れて、厚くなり関節のみならず骨をも壊して、関節の変形をもたらします。
このような滑膜の変化(滑膜炎)は、体の中の免疫という仕組みがおかしくなって起こることがわかってきました。
免疫とは、簡単に言えば体を守る一番大事な働きをしており、体に侵入してきた細菌やウイルスを殺してくれる機構ですが、リウマチの場合や膠原病では、この免疫機構がおかしくなり自分の体を攻撃して、壊そうとするので病気になってしまうということがわかってきました。
例えて言えば、自分を守ってくれると考えていた防衛軍が反乱し自分自身に刃を向けて攻撃してきたようなものです。
すなわち、リウマチの初期はウイルスなどの感染症で起こる関節炎(滑膜炎)と変わらない変化ですが、リウマチでは滑膜炎が持続します。
次に免疫で一番大事なT細胞が滑膜を含めた色々な抗原に対して反応(自己免疫)し、滑膜の増殖、血管新生あるいは自己抗体(リウマトイド因子、抗CCP抗体)の産生などを促します。
そして、滑膜が増殖して、色々な炎症生物質(サイトカイン)や軟骨を障害するタンパク分解酵素などを分泌し、滑膜自体も軟骨・骨を壊してリウマチの病変が完成します。
よくリウマチの患者さんからこの病気は遺伝するのですかと質問されますが、まず、最初に断っておかねばならないのは、リウマチは遺伝病ではありません。
高血圧や糖尿病のようになりやすい体質は遺伝しますが、リウマチを発症するには他の環境因子が大きな働きをしています。
例えば、遺伝子が全く同じな一卵性双生児でも2人ともリウマチになる確率は約15%です。
また、家族内発症は通常の3.6倍なりやすいと報告されています。
従って、肉親にリウマチの患者さんがいた場合は、普通より確かになりやすいのですが心配する程ではありません。
色々な研究でわかって来た事は、HLAという白血球の血液型の中でHLA-DR4があるとリウマチになりやすいという事です。
また、タバコを吸う方は、リウマチになりやすく、感染症もこの病気を引き起こすきっかけになるという事です。
次回はどのような症状が起こるかを説明していきます。
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こんにちは。
今日から関節リウマチについてお話をしていきたいと思います。
関節リウマチ(Rheumatoid Arthritis)は自己免疫疾患の一つで、全国で患者数が70万〜80万人と推定され、いわゆるリウマチ性疾患の中でもっとも患者数が多い疾患です。
男女比は1対4と女性に多く、働き盛りの30〜50歳代が発症のピークと考えられています。
免疫の異常により関節を裏打ちしている滑膜という組織に持続的な炎症が生じる疾患で、典型的には手の指や足の指などの小さい関節に対称性に関節炎が生じますが、膝などの大きな関節が侵されることも少なくありません。
薬物療法でしっかり炎症を抑えないと軟骨の破壊と骨にはびらんが生じ、最終的には充分に機能しない関節になり、外観上も尺側偏位、スワンネック変形、ボタン穴変形、高度外反母趾などの特徴的な形を呈します。
また痛みのある関節を動かさなくなることで関節の動く範囲が狭くなったり、ひどい時には強直といって関節がひとかたまりの骨となって動かなくなることもあります。
朝のこわばりも特徴的で、起床後手を握れず、衣服の着脱などの朝の身支度が困難になるなど生活に支障を来します。
また全身倦怠感や易疲労感を持つことも特徴の一つです。
関節症状以外にもリウマチ結節という皮下結節ができたり、血管の炎症に由来する多彩な症状が出たりすることもあります。
次回は、原因についてお話していきます。
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- 提供事業者の名称 康祐堂鍼灸院
- 代表者 冨田祥史
- 所在地 557-0014 大阪府大阪市西成区天下茶屋2-21-10
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