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不妊と栄養 その23「ママになるために必要な栄養素ービタミンE」

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院です。

前回は「ママになるために必要な栄養素ービタミンB群」というテーマでお話しました。

今回は「ママになるために必要な栄養素ービタミンE」というテーマでお話していきます。

 

さて、「妊娠ビタミン」とも呼ばれるビタミンEは排卵の促進、卵巣重量の増加などが期待でき、妊娠しやすい体をつくるためには欠かせない栄養素です。また、ビタミンEには、自律神経に働きかけてホルモンバランスを調整してくれる働きがありますから、生理痛や月経不順に悩む人におすすめの栄養素です。

さらに血行促進作用もあるため、女性に起こりがちな冷えやむくみなども解消し、妊娠しやすい体をつくるお手伝いをしてくれます。また、妊娠時には胎盤の血流を促進し、赤ちゃんに酸素や栄養が十分届くようには働きます。出産時には、赤ちゃんが産道を通るあいだの酸欠を予防する働きもあります。出産後は、ホルモン調節作用と乳腺の血流促進で、母乳の出をよくする効果も期待できます。

 

このようにビタミンEは、妊娠前から出産後までママと赤ちゃんをサポートしてくれる重要な栄養素なのです。

さらに注目すべきは、ビタミンEの強い抗酸化作用。女性ホルモンの材料となるコレステロールの酸化も、もちろん防いでくれます。

そんなビタミンEを体内で有効に使うために、Eと一緒にとってほしいのがビタミンCです。普通なら、活性酸素の除去に働いたビタミンEはその後効力を失いますが、ビタミンCがあると再び抗酸化力を取り戻すことができます。ビタミンCも意識してとりましょう。

 

今回はここまでです。次回は「ママになるために必要な栄養素ービタミンA」というテーマでお話していきます。

 

 「妊娠率」61.7% アンチエイジング不妊鍼灸の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院

院長 冨田 祥史(山元式新頭針療法 YNSA学会 評議員)

〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10

TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院です。

前回は「ママになるために必要な栄養素ービタミンE」というテーマでお話しました。

今回は「ママになるために必要な栄養素ービタミンA」というテーマでお話していきます。

 

さて、ビタミンAは、細胞や器官の形成に深くかかわっています。妊娠初期、とくに妊娠の判明する妊娠1〜2ヶ月のころに、胎児は活発に細胞分裂を繰り返しています。この時期にビタミンAはが欠乏すると、粘膜が弱くなって感染症にかかりやすくなるという報告もあります。ですから、ビタミンAは妊娠を望んだときから、しっかりとりたい栄養素といえるでしょう。

 

一方でビタミンAの過剰摂取を心配する声もあります。実際、皮膚角化症や乾癬治療、ニキビ治療などの用いられるビタミンAの誘導体は、妊娠中はもちろん妊娠前に用いるのも禁忌とされています。

これは、ビタミンAの誘導体(ビタミンAの構造を変えたもの)やビタミンAの異性体(化学合成によって一定割合で生じる自然界には存在しないビタミンA)には、催奇形性(さいきけいせい:胎児に奇形がおこる危険性)を持つものもあると報告されているからです。

 

しかし、天然のビタミンAには催奇形性はないと考えられています。天然の食品から、または天然の食品を原料とした良質のサプリメントからとることをおすすめします。

ちなみに、ビタミンAには豚レバーや鶏レバー、あんこうの肝、うなぎなど動物性食品に含まれるものと、モロヘイヤやかぼちゃ、にんじんなどの緑黄色野菜に含まれるβカロテンがあります。βカロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変換されます。

 

今回はここまでです。次回は「ママになるために必要な栄養素ーコレステロール」というテーマでお話していきます。

 

 「妊娠率」61.7% アンチエイジング不妊鍼灸の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院

院長 冨田 祥史(山元式新頭針療法 YNSA学会 評議員)

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こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院です。

前回は「ママになるために必要な栄養素ービタミンA」というテーマでお話しました。

今回は「ママになるために必要な栄養素ーコレステロール」というテーマでお話していきます。

 

さて、コレステロールは多すぎると心筋梗塞や動脈硬化の原因になります。そのためスーパーでは低コレステロールを売りにした商品がズラリと並んでいます。しかし、コレステロールは、細胞の膜や女性ホルモンなどの性ホルモンの成分になるので、多すぎるのと同様に少なすぎるのも問題なのです。

 

コレステロールの材料となるたんぱく質(肉・魚・卵など)をまったくとらないでいると、女性ホルモンの量が減ってしまい、結果、妊娠を遠ざけることにもなりかねません。実際に赤ちゃんができないと悩んでいる人の多くは、コレステロール値が低い傾向にあります。そして、低コレステロールが改善されると妊娠するケースが多いのです。

食物から体に吸収されるコレステロールは、20%程度。あとの80%は、肝臓で合成されています。肝臓にはコレステロール合成の調節機能があり、食事からの摂取量が多いと、肝臓での合成量が減るようにうまくバランスをとっています。

 

コレステロールは脂質なので、血液には溶けないため、たんぱく質と結合した形で血流に乗って体内を移動し、体の各組織に運ばれます。組織へ運ばれるものをLDLと呼び、反対に過剰になって組織から回収されるものがHDLで、どちらも大切な成分です。

女性ホルモンのためには、食事のコレステロール量を気にし過ぎるより、肉や魚、卵などからたんぱく質をしっかりとることが大切です。

 

今回はここまでです。次回は「おなかの赤ちゃんによくない食べもの・嗜好品」というテーマでお話していきます。

 

 「妊娠率」61.7% アンチエイジング不妊鍼灸の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院

院長 冨田 祥史(山元式新頭針療法 YNSA学会 評議員)

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こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院です。

前回は「おなかの赤ちゃんによくない食べ物・嗜好品ーたばこ・ジャンクフード・トランス脂肪酸」というテーマでお話しました。

今回は「高年初産と栄養セラピー」というテーマでお話していきます。

 

さて、最近は女性の根因年齢が上がっているため、35歳以降に妊娠を望む人が増えています。日本産婦人科学会の定義では、35歳以上の初産のことを「高齢初産」といい、実際、その数は年々増えています。

 

自然妊娠したいと思ったら、リミットは40代前半といわれていますが、35歳を過ぎると、不妊は増える傾向にあるようです。しかし、正確にいうと、急に不妊になるわけではありません。女性の体は、30歳を越えた頃から不妊のリスクが徐々に高まっていきます。しかし、仕事やプライベートに忙しい毎日を送っていると、「まだ大丈夫」と思いがちで、35歳を過ぎて「妊娠」を強く意識して、不妊に気がつくのです。

 

高年初産で不妊の場合、考えられる原因の一つに、加齢による卵子や卵巣の機能低下があります。さらに、妊娠可能な期間が残り少なくなっていることも関係してきます。また、加齢による免疫力の低下が原因で、性感染症などに感染し、それが卵管性不妊につながる場合もありえます。それ以外にも、特別な疾患や明確な原因がないのに妊娠できない、というケースも不妊原因の1割を占めるのが現状です。

 

ところで、あるクリニックでは、不妊外来に訪れる女性に86%が鉄欠乏で、88%に亜鉛欠乏がみられてというデータがあります。しかし、そういった人々は共通して、食生活への意識が高く、決して健康をおろそかにしているわけではありません。そのように健康に気にしながら食べていても、必要な栄養が十分にとれるとは限らないのです。

しかも、現代の女性は、さまざまな価値観の中でストレスを受けながら生きているため、とても疲れています。そのため免疫力や抵抗力が落ちて、栄養の吸収力も弱まっているのです。体が知らないうちに弱り、血流も滞るため、せっかくとった栄養を体内に巡らすこともできません。

 

35歳以上で妊娠を希望している場合、すでに不妊治療を行っている人もいるでしょう。栄養セラピーで栄養状態を改善することは、不妊治療を行っている人にもそうでない人にも、子宮、卵巣、ホルモン環境をととのえ、赤ちゃんの居心地のよい環境をつくりながら、妊娠しやすい体質にするという意味で有効です。実際、不妊治療を受けながらもなかなか妊娠しなかった女性が、栄養セラピーを実践して妊娠した例はたくさん報告されています。

 

今回はここまでです。次回は「栄養セラピーと卵子のアンチエイジング」というテーマでお話していきます。

 

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院長 冨田 祥史(山元式新頭針療法 YNSA学会 評議員)

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こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院です。

前回は「栄養セラピーと卵子のアンチエイジング」というテーマでお話しました。

今回は「栄養セラピーで改善できるケースとできないケース」というテーマでお話していきます。

 

さて、重症な卵管狭窄や卵管閉塞であったり、子宮奇形などの器質的な問題を抱えた不妊症には、栄養セラピーが直接妊娠に結びつかないこともあります。子宮のポリープや筋腫、子宮内膜症も症状や治療の進み具合によっては、妊娠までに時間がかかる場合や妊娠が望めないこともあるでしょう。出産年齢が上がっているということは、子宮がんのリスクの増加も視野に入れる必要があります。

 

一方で、卵巣機能不全やPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)、黄体機能不全といった排卵・卵巣因子の不妊の場合は、栄養不足や食事のとり方に起因することがあるため、栄養セラピーの効果を多いに期待できます。もちろん、検査をしても何の異常も見られないのになかなか妊娠しない人や、原因不明のまま妊娠にいたらない人なども、栄養セラピーで体調が改善することで妊娠の確立を高めることができるでしょう。

 

今回で不妊と栄養についてのお話はいったん、終了とさせていただきます。いままでお読みいただきありがとうございました。

 

 「妊娠率」61.7% アンチエイジング不妊鍼灸の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院

院長 冨田 祥史(山元式新頭針療法 YNSA学会 評議員)

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こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院です。

前回は「高年初産と栄養セラピー」というテーマでお話しました。

今回は「栄養セラピーと卵子のアンチエイジング」というテーマでお話していきます。

 

さて、男性の精子が毎日つくられるのに対して、卵子は女性が生まれたときにすでに、卵巣の中に卵子の元となる卵母細胞を約200万個持っていて、新たにつくられることはありません。初めての排卵(初潮)を経て、妊娠するまで休むことなく毎月排卵し続けます。体内に抱え込んだ卵母細胞は、年齢を重ねるたびに、髪質や皮膚などと同様に老化します。そして35歳を過ぎると、老化するスピードが加速し、毎月排出される卵子の質も低下します。

 

排卵の仕組みから、説明します。排卵の3ヶ月前ほどに卵巣内の卵母細胞から、約800〜1000個の細胞が選ばれ成熟し始めます。月経が始まるころには、その中から10〜20個が選ばれ、さらにその中から1つにしぼられ、排卵します。この過程で選ばれる細胞は、卵胞刺激ホルモン(FSH)や卵胞ホルモン(E2、エストロゲン)に刺激されてどんどん大きくなります。加齢するとこの刺激が強くなり、月経時にはすでに大きな細胞が育っているため、短い卵胞期(月経開始から排卵までの期間)で排卵してしまうのです。この時に排出される卵子の質は低下してしまいます。

 

卵子の質が低下すれば、当然妊娠しにくくなります。しかし、適切な栄養をとることで、卵子の老化はある程度防ぐことは可能になります。栄養セラピーで食事を見直すことで、目に見えない細胞レベルから若返ることができるのです。

 

今回はここまでです。次回は「栄養セラピーで改善できるケースとできないケース」というテーマでお話していきます。

 

 「妊娠率」61.7% アンチエイジング不妊鍼灸の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院

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前回は「ママになるために必要な栄養素ーアルコール・カフェイン」というテーマでお話しました。

今回は「おなかの赤ちゃんによくない食べ物・嗜好品ーたばこ・ジャンクフード・トランス脂肪酸」というテーマでお話していきます。

たばこ

妊娠中にたばこを吸うと、ニコチンの影響で血管の収縮が起こり、胎児に十分ば酸素が届かなくなります。また、たばこの煙に含まれる一酸化炭素が血液中のヘモグロビンと強力に結合するため、本来、結ばれるはずの酸素と結合できなくなり、母子ともに低酸素状態になります。こうした状態が続くと、胎児に十分な栄養が届かず、発育を妨げてしまいます。

また、妊娠前の体にもたばこは悪影響を与えます。たばこを吸うと、体内に活性酸素が発生します。活性酸素は血管や組織に障害を起こします。この有害な活性酸素を除去するために、ビタミンAやビタミンC、ビタミンEなどが用いられ、消費されます。これはニコチンの量とは関係ないので、「少ないからいいだろう」というわけではありません。

 

ジャンクフード

ハンバーガーやフライドポテトといったファストフード、ポテトチップス、ポップコーンなどのスナック菓子全般をジャンクフードといいます。エネルギーは高いのですが、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどが足りません。そういった意味では、ラーメン、即席麺も同様です。これらの食品は精製された小麦粉や砂糖や脂でつくられています。ジャンクフードを食べ続けると、過剰な糖質を代謝するためにビタミンが使われてしまい、必要な栄養が欠乏しますし、余ったエネルギーは皮下脂肪となって蓄えられます。肥満になれば、インスリンが効きにくくなるため、血糖調節異常になり、低血糖症の原因にもなります。

 

トランス脂肪酸

脂肪は、効率のよいエネルギー源になるだけでなく、ビタミンA、D、Eの吸収を助け、細胞膜やホルモンの原材料になります。しかし、それはあくまで天然の脂肪の話。マーガリンやショートニングに使われる脂は、液状の不飽和脂肪酸を固形化するために水素を添加することで、飽和脂肪酸に変化させてつくられています。これらの脂には、トランス脂肪酸という有害物質が含まれていて、体内に入ると動脈硬化などの原因になることがわかっています。

バターに比べて安く、日持ちがして、扱いやすいマーガリンやショートニングは多くの食品に加工されて使用されています。ファストフード、インスタントやレトルト食品、ピザやから揚げなどの冷凍食品は要注意です。これらの食品を買う時は、ラベルをチェックしてみてください。食品の原材料に水素添加とあれば、トランス脂肪酸を含む油脂を使用している可能性があります。

 

今回はここまでです。次回は「高年初産と栄養セラピー」というテーマでお話していきます。

 

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院長 冨田 祥史(山元式新頭針療法 YNSA学会 評議員)

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こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院です。

前回は「ママになるために必要な栄養素ーコレステロール」というテーマでお話しました。

今回は「おなかの赤ちゃんによくない食べ物・嗜好品ーアルコール・カフェイン」というテーマでお話していきます。

アルコール

さて、妊娠中・授乳中にお酒を控えるということは、今や常識。妊娠中はママの飲んだアルコールは胎盤を通して胎児に届き、授乳中は母乳にアルコール分が含まれてしまいます。アルコールは、少しの量でも赤ちゃんには影響大。出来る限り酒量ゼロを目指しましょう。

これから妊娠を望む方も、お酒は控えるようにしましょう。アルコールは種類によっては糖質を多く含むものがあり、飲めばすぐに血液中に入り、血糖値は上昇します。しかし、上がりすぎた血糖値を下げるインスリンが大量に分泌されますから、逆に低血糖状態に陥りやすくなります。これは排卵障害の重大な原因のひとつと考えられています。

そして、アルコールを飲むと、体内ではアルコールを代謝するために、多くの栄養素が消費されてしまいます。アルコールで消費されるのはナイアシン、ビタミンB12、ビタミンC、葉酸。ビタミンB12と葉酸は、妊娠しやすい体をつくるために必要となり栄養素です。せっかく食事に気を配っても、アルコール代謝のために無駄づかいされてしまうのです。

 

カフェイン

コーヒーなどに含まれるカフェインは、胎盤を通過し、乳汁にも出ますので、妊娠中から授乳中までできるだけとらないように心がけましょう。妊娠中に大量にとると血管が収縮して胎盤への血流が悪くなり、赤ちゃんに酸素や栄養が届きにくくなります。

これから妊娠を考えている人も、カフェインの摂取量は控えていただきたいものです。1日中、何杯もコーヒーを飲む習慣のある人は、ノンカフェインのコーヒーに切り替えたり、飲む回数を減らしたり、牛乳を加えて飲むようにすると良いでしょう。

 

今回はここまでです。次回は「おなかの赤ちゃんによくない食べもの・嗜好品ーたばこ・ジャンクフード・トランス脂肪酸」というテーマでお話していきます。

 

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こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院です。

前回は「ママになるために必要な栄養素ー鉄」というテーマでお話しました。

今回は「ママになるために必要な栄養素ー亜鉛」というテーマでお話していきます。

 

さて、インスタント食品やファストフードに偏った食事や極端なダイエットは、亜鉛不足を招きます。

亜鉛は鉄同様に粘膜をつくる材料になるので、子宮の環境をととのえるために必要な栄養素です。また、亜鉛が不足すると、女性ホルモンの働きが低下するといわれています。低下すると、卵子の発育に支障が出てきます。ですから、亜鉛は妊娠してからあわててとるのではなく、妊娠を希望したときから積極的にとり始めることが大切なのです。

 

亜鉛は、ママの体だけではなく、おなかの赤ちゃんにも必要不可欠な栄養素です。

妊娠初期、赤ちゃんはママのおなかの中で、細胞分裂を繰り返して育ちます。亜鉛には、この細胞分裂を促す働きがあるのです。

28週目以降になると、赤ちゃんは母体から亜鉛を吸収し始めます。このとき、母体に亜鉛欠乏があれば、赤ちゃんも亜鉛欠乏に。すると、低体重、低身長、皮膚が弱くなるといった影響が赤ちゃんに出てしまうことがあるといわれているのです。

 

出産後、亜鉛は赤ちゃんの免疫機能をつくるために必要な栄養素となります。生まれたばかり赤ちゃんは、母乳から亜鉛を摂取します。とくに初乳には、産後3ヶ月を過ぎたころの母乳の8倍もの亜鉛が含まれています。だから母乳、とくに初乳はできるだけ飲ませてあげましょう。

また、亜鉛は赤ちゃんを望む男性に、積極的にとってほしい栄養素でもあります。男性の場合、亜鉛は前立腺に多く存在し、男性ホルモンの合成を助けて精子をつくったり、精子の運動を活発にしてくれる作用もあるのです。

 

今回はここまでです。次回は「ママになるために必要な栄養素ーカルシウム」というテーマでお話していきます。

 

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前回は「ママになるために必要な栄養素ーたんぱく質」というテーマでお話しました。

今回は「ママになるために必要な栄養素ー鉄」というテーマでお話していきます。

 

さて、鉄は体内のさまざまな場所に分布していて、そのうち70%が赤血球に含まれています。そのほかには血清鉄、組織鉄、フェリチンに含まれています。フェリチンは貯蔵鉄とも呼ばれ、文字通りストック分の鉄です。

 

血液中の鉄の量が少なくなると、それを補うためにまず貯蔵鉄が使われ、ストック分が少なくなると、赤血球中の鉄が減り始めて「鉄欠乏性貧血症」になります。一方、貯蔵鉄が不足し始めているものの、まだ貧血状態があらわれていない段階が「潜在的鉄欠乏」状態です。一般的な健康診断では、フェリチンは検査対象でないため、不足しても気づくことはありません。そのため女性は月経で血を失い、鉄欠乏になりやすいにもかかわらず、潜在的鉄欠乏については自覚していない人が多いのです。

以前もご説明しましたが、多くの女性が抱える冷え症、肩こり、頭痛、めまいといった不定愁訴のほとんどが、鉄欠乏が原因と考えられます。

 

妊娠すると、赤ちゃんと胎盤を成長させるために、多くの鉄が必要になります。妊娠前であれば、必要量1日2mgだった鉄が、妊娠中の場合には、1日4mgは必要となるのです。非ヘム鉄の吸収率2%、ヘム鉄の吸収率15%と考えると、この必要量をまかなうためには多くの鉄を含む食品が必要です。

そのためには、妊娠前から鉄欠乏を改善しておくことが大切です。鉄欠乏のまま妊娠すると、ママだけでなく、おなかの赤ちゃんも栄養不足になってしまいます。フェリチンは、通常の健康診断などでは出てこない数値ですので、気になる人は個人的に病院で検査してもらうといいでしょう。

 

今回はここまでです。次回は「ママになるために必要な栄養素ー亜鉛」というテーマでお話していきます。

 

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