不妊症の鍼灸治療⑤【大阪でYNSA山元式新頭鍼療法の治療なら康祐堂鍼灸院へ】
今回は当院の不妊症に対する治療についてお話します。
西洋医学の不妊治療では、不妊の原因として卵巣や子宮の状態を局所的に診たり、卵子のグレードやホルモンの数値を重視しますが、
子宮内膜や粘膜の状態や全身の状態、排卵誘発剤などのお薬の副作用などに対してアプローチすることは少ないと思います。
もちろん、西洋医学的な血液検査や卵子のグレード、エコー等の局所の所見も重視しますが、身体全体のバランスや冷え体質、姿勢などの要素が不妊症や不育症を改善するために重要だと考えています。
当院では
鍼灸治療×漢方治療×炭酸泉によるHSP温熱療法×食事療法
を組み合わせることで不妊症・不育症治療を行います。
子宮内膜の血流バランスやホルモンバランスを整え、更に免疫機能を整えることで卵子が精子を受け入れやすくすることによって、妊娠しやすい身体に体質改善を図ります。
不妊症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com
ホームページ https://ynsa-osaka.com
今回は「妊孕性」のお話しです。
「妊孕性」とは「卵子や精子の妊娠する力」のことです。
女性の年齢と自然妊娠する確率ですが
20代で80%
30代前半で60%
35歳以降で50%
40代前半で30%
45歳以降で5%
となり、年齢とともに自然妊娠する確率も減少します。
実は卵子は新しく作られることはありません。
卵子となる卵母細胞は生まれた時にすでに作られています。
そこから、月経がはじまるまで休止状態となります。
思春期になって月経がはじまると休止状態が解除され排卵されるようになります。
卵母細胞は増加しませんので、
20歳で排卵された卵子は20年経過した細胞ですし、
40歳で排卵された卵子は40年経過した細胞ということになります。
排卵されるまでに年月がありますので、その間に、放射線や薬剤、食事などの外的要因や、ホルモンバランスの変化、ストレス、時間経過そのものによる変化などの内的要因を受けることになります。そのため「卵子の妊娠する力=妊孕性」が年齢によって低下していくということになります。
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今回は病院で行われる一般的な不妊治療についてお話しします。
不妊治療の方法としては
- タイミング法
- 排卵誘発法
- 人工受精
- 体外受精
- 顕微受精
などがあり①→⑤の順番で行われることが多いです。
ただし、「妊孕性(にんようせい)」(卵子や精子の妊娠する力)が残っていることが大切になるため、妊孕性が低下していると考えられる場合、早期に体外受精や顕微授精を考える必要がでてきます。
次回は妊孕性についてお話しします。
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今回は不妊の原因についてお話します。
【女性の原因】
排卵因子(排卵障害)
卵管因子(閉塞、狭窄、癒着)
子宮因子(子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、先天奇形)
頸管因子(子宮頸管炎、子宮頸管からの粘膜異常分泌)
免疫因子(抗精子抗体)
【男性の原因】
性機能障害(勃起障害、膣内射精障害)
精液性状低下(精液中の精子数量低下、運動率低下、奇形率増加、無精子症)
上記のような原因が考えられます。
妊娠が成立するには
排卵された卵子が精子と受精して、卵管を通り、子宮で着床しなければなりません。
その一連の流れが滞ってしまうと妊娠がしづらくなってしまいます。
ですので、女性の場合、どこで流れが滞っているのか、どこで障害されているのかを検査して調べることになります。
次回は病院で行われる一般的な不妊治療についてお話しします。
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・不妊治療を試したけれど、うまくいかない
・第一子出産後、第二子目不妊で悩んでいる
・生理不順で悩んでいる
・不育症、流産で悩んでいる
現代において、妊娠可能なカップルの10人に1人が不妊症と言われています。
多くの方が、不妊症のためにクリニックに通院されていらっしゃいます。
今回から不妊症について一般的な治療と当院の鍼灸治療についてお話していきます。
まず、不妊症の定義は
「生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間避妊することなく通常の性交を継続的に行っているにもかかわらず、妊娠の成立をみない場合を不妊という。その一定期間については1年というのが一般的である。なお、妊娠のために医学的介入が必要な場合は期間を問わない」(日本産科婦人科学会)
とされています。
不妊症の原因には
「女性不妊」
「男性不妊」
「原因不明」
の3つがあります。
次回から、それぞれの原因についてお話しします。
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